全ては、その前にある

「前提」があってのことでした。

 

 

from: 新幹線ひかり号車内にて

 

 

「行動ができない…」

「なぜあの人はできるのに、自分は…」

 

こう思ったことはないですか?

 

なぜ自分は行動に進めないのに、

なぜあの人はいとも簡単にできてしまうのか…

 

それは、その人が持つ受け取り方が全てです。

言ってしまえば、行動する・しないの前の

「前提」

です。

 

 

行動をとろうとしていることについて

自分は本心どう思っているのか??

 

なんじゃないかと思うんです、最近特に。

 

 

 

なぜなら、そんな体験をしたから。

これは自分の中で、相手との違いが顕著でした…

その内容が、

「営業」に対する捉えかたの違い、なのでした。

 

 

 

最近お会いした方のなかで、

中途で営業の仕事に就いた方がいます。

まだ年齢は20代(と思う)、ショートカットがよく似合う

アクティブな女性です。

 

 

経歴がなかなか面白くて、

学生時代はサークルの長、リーダー的ポジションにいて

学園祭の模擬店出店とか率先してやってたそうです。

バイトでテレアポの仕事をしてて、

最近まで東京で飲食店の接客をしていたと。

 

 

そして趣味がスキューバダイビング。

しかもインストラクターの資格まで取っちゃったと。

人は好きなことはとことんのめり込めるものなんですね。

もうその瞬間、この人がドルフィンに見えてきます(笑)

 

 

 

 

で、聴いてみたんですね。

「なぜ営業の仕事をし始めたのですか?」

と。

 

 

こう聴いたのも、僕のなかでは

営業の仕事というモノに対する嫌なイメージがあるからです。

要らないもの押しつけたくないし、

断られるのが嫌だし、

(どうしても"自分が"否定されたと取ってしまう)

そもそも会話するの苦手だし。

 

一時期「営業やりたい」と思っていた時期があるですが、

それも

「これやって、克服しとかないといかんよな」

という理由からです。

 

 

 

彼女は答えてくれました。

 

なぜ営業の仕事しようと思ったのか。

それは、楽しいからですよ!

 

だって、

「今日はどんな人と会えるんだろう!」

「どんな話ができるのだろう!」

そう考えるととても楽しみなんです(^^)

 

 

これを聞いたとき、

自分にはなぜか衝撃が大きかった。。。

まだ20代(と思う)若い人がそう言うことに。

 

 

テレアポのバイトのことも聴きました。

 

よくそんなバイトできるね!

勝手に電話掛けてきて話すんでしょう?

すぐ切られたり文句言われたりするでしょう?

 

 

うーん、大概切られますけど、、、(^_^;)

最初の第一声のときの言葉と、

相手のその反応で話続くかどうか分かりますよ!

案内文マニュアルはありますけど、

途中からそんなの無視でしたしね(笑)

 

 

自分ができないことをサラリとやってしまう…

いっぺんに好きになりました(笑)

尊敬です!

 

 

自分のなかで、テレアポイコール

迷惑なヤツ

という前提が既にあるんですね。

 

そして営業イコール

要らないものを押しつけてくるヤツ

という前提。

 

しかし自分もモノは買っている。

自分のなかで要るから買っているのに、

自分の提供するモノは、人様に不要なものと思ってる。

(これは自己肯定感の問題だ)

要らないものを押しつけられるの嫌だから、

だから自分がやられて嫌なことを人にできない。

 

 

こういう心理メカニズムだったんですね。

だから「行動ができない」のではなく、

ちゃんと行動はしている。

ただそれが自分が求めているものとズレてる。

そしてズレを解消できずに悩む…

自分とのそもそもの前提が違ったんですね。

 

 

 

やっぱり前提なんだなぁと思った、そんなひとコマでした。

あなたも行動できない・しづらいなぁ…

そんなことがあったら、まずその前提を見ると分かってきます。

原因が見つかれば、そこを解消していくフェーズに

移れますもんね!

 

 

絶えず「なぜ自分はこうなんだろう、前提はなんだろう」

まずここから入っていくことはいかがでしょうか?