Nikon D300/Ai Nikkor 50mm f1.2S ISO400 絞り2.8 1/5秒
 
前記事の、ひたちなか市那珂湊海上花火大会の帰り、那珂湊駅で撮ったものです。
リンクは拙写真のGoogle Earthへのリンクです。花火の写真はことごとくはねられましたが、
この写真の他、何枚か一緒に投稿したひたちなか海浜鉄道の写真が、
Google Earthにマッピングされているので宜しかったらリンクからご覧になってください。
 
さて、この日は那珂湊へ花火を撮りに出かけたのですが、車を阿字ヶ浦の駅前に停めて、
湊線の列車でショートトリップ。短い時間ですが、久しぶりに昭和の香りを堪能しました。
 
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阿字ヶ浦駅に停車中のキハ20系列 キハ22タイプとキハ20の2連
 
図らずも、やってきた列車は、旧型気動車2連。
夏場は冷房装置の無いキハ2005(国鉄キハ22と同型で留萌鉄道からの編入車)は運用から
外れると聞いていましたが今日は、花火大会の利用を見込んでのピンチランナーだったかな。
と思ってHPを見たら、「湊線暑いレトロ列車の運行について」と題して、
窓を開けて、昔ながらの旅情をということで企画列車に供されているようです。
 
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冷房装置を装備したキハ205
 
水島臨海鉄道から茨城交通が購入した車両ですが、国鉄キハ20そのもの。
オリジナル色を纏い、昭和の国鉄世代としてはたまらない魅力です。
 
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キハ2005の車内
 
元々寒冷地仕様で、デッキつきのキハ22がベースの為、扉が端に寄っていて、クロスシートが多いのが特徴。
床が木というのもレトロ感たっぷり。車内にはニスの香りが漂います。
 
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キハ205の車内
 
こちらは、リノリウム床。左上に冷房装置の吹き出し口が見えます。
国鉄のキハ20型は冷房化されませんでしたが、
こうして冷房化されることで、夏場の働き口が確保されています。
 
どちらに乗ろうか迷いましたが、やはり窓を開けて乗りたいので後ろのキハ2005に陣取りました。
 
 
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いつもは静かな磯崎駅で
 
地元の(私も地元ですが)花火見物のお客さんでしょうか。結構乗ってきます。
 
 
開け放した窓から入る潮風が心地よく。
湊線は、海に近そうで、中々車窓から海を見れるところはありません。
その中で、僅かですが、平磯手前の築堤から海が視界に入ります。
 
 
懐かしいDMH17Hエンジンの響きも高らかに
緩い坂を上りきると平磯駅。
 
この写真は、Google Erathのマップには採用されませんでした。
湊線の車両を宣伝したかったのですが、残念!
 
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窓の開く列車
 
毎日、こんな列車に乗れたら良いでしょうね。
と思っていたら、私の知人で本当にそうした方がいらっしゃいます。
通勤で湊線を利用できるように、わざわざ引っ越されました。脱帽!
 
 
ちょうど、勝田から来た新型気動車3連と交換。
さすがに向こうは、満員だったようです。
浴衣を着たお嬢さんたちが沢山降りてきました。
 
そして那珂湊駅といえば…
 
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ミニオサム君です
 
オサム兄さん?はいませんでしたが、何でも怪我していてどこかで療養中?だとか。
ところで、もう一人、真っ黒な猫さんがいたと思うのですが。
まさか、ミニオサム君の毛の色が変わっちゃったんじゃないですよね。
 
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何を見てるんでしょ
 
この子、おさむくんより警戒心が強いようで、初見の私が近づくと
一定の間合いを取って、最後までアップを撮らせてくれませんでした。
 
那珂湊駅前
 
この写真はGoogle Erathのマップに採用されています。探してみてください。
この後、花火大会の会場へ向かい、
 
 
前記事で紹介したように、こんな写真を撮ったりして戻ってきて最初に撮ったのが冒頭のショットでした。
駅に戻ったとき、丁度、師匠に会い、社長さんや湊線の応援団の方を紹介して戴きました。
そして、この方も…
 
イメージ 3
 
お名前をお聞きするのを忘れましたが、警戒して間合いを取ることなく写真に収まってくれました。
折角撮らせていただいたのに、マニュアルレンズのままだったので、ピントや露光が甘くすみません。
 
 
花火の後らしく浴衣姿のお嬢さんが列車を待っています
 
勝田駅方面はお客さんが一杯デス
 
上の3枚は、Google Earthにマッピングされています。
なので顔は判らないように、すべてぼかしてあります。
 
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勝田方面行きが来ました
 
お客さん、沢山乗ってよかったですね。社長さんチョキ
 
 
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こちらは、私が乗る阿字ヶ浦行き
 
空いていて申し訳ないですけど、いい感じです。
 
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この質感が良いですね♪ 
 
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終点の阿字ヶ浦で
 
20時47分。さすがに、この時間に撮ってる人はいませんね。
 
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ん?この急行色の窓下の塗り分け線が若干高いようですが…
 
この急行色の窓下塗りわけ線、一般色の塗りわけ線と揃えられているんですよね。
まあ、キハ22系列に急行色の塗りわけそのものが無かったし、顔つきはキハ26と一緒ですから
雰囲気は充分出てます、ハイ。
 
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まったりと見送って、家路につきました。
 
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