一番最初にパス以外のビッドをオープニングビッドといいます。
オープニングビッドは基本的に13点以上持っているときにすることができます。
(することができます、というよりしなければなりません。パスをしてしまうと、パートナーは12点以下しか持ってないんだなと判断してしまうからです。)
手の形に応じて何をビッドするかが変わってきます。
詳しくは下の図を見てください。
基本的なオープニングビッドをダウンロード(PDF)
(図は13点以下とありますが、正しくは「13点未満」です。)
解説
①13点未満ならパスをする。13点以上ならば②へ
②22点以上あったらどんなどんなハンドでも2♣(こんなことはめったにない)。
21点以下ならば③へ
③20~21点のバランスハンドならば2NTをビッドする。(これもめったにない)。
そうでなければ④へ
④15~17点のバランスハンドなら1NTをビッドする。(たまにある)
そうでなければ⑤へ
⑤メジャー(♠♥)が5枚以上あるとき、1♠か1♥をビッドする。(頻繁にある)
(両方5枚以上あれば多い方を、両方とも5枚であれば1♠をビッドし、次のビッドの機会で2♥などをビッドして、♥も5枚あることを示す。)
そうでなければ⑥へ
⑥マイナー(♦♣)の長い方をビッドする。(とても頻繁にある)
♦も♣も両方4枚以上で同じ枚数であれば、1♦
♦も♣も両方3枚であれば1♣
をビッドする。
以上の手順でオープニングビッドをします。
13点が基本だと最初に掲載しましたが、手の形がよければ、11~12点でもビッドしたり、6~10点でもウィークビッドをするときもあります。
またパス、パス、で回ってきた3番目にビッドするときは、11点程度でもビッドすることがあったり、
パス、パス、パスで回ってきた4番目にびっどするときは、ルールオブ15を基準にビッドすることもあります。
詳しくは
・ルールオブ20
・ウィークビッド
・3番目の人のオープニングビッド
・ルールオブ15
を参考にしてください。