【神人説 -不思議見聞録-】
〜2023.11.30
Q. 靈媒体質なのですが、どのように生きてゆけば良いでしょうか?
A. 靈媒体質とは、靈の媒体となる体質であり、靈の姿が見える(靈視)、靈の声が聞こえる(靈聴)、靈の匂いがする(靈臭)、靈の気待ちが分かる(靈感)、靈の氣を身体で分かる(靈触)、靈が憑依し身体が動かされる(靈動)、靈が身体を使い話す(靈言)、靈の性格が感情に顕れる(同調)、…等の症状が心身に顕れます。
心療内科にゆけば間違いなくあらゆる病名が診断され、病人としての処方やカウンセリングが行われます。
もし、自らを病人として認め生きてゆくとすれば、生涯に渡り病院通いしながら、薬物依存することとなり、結果的に薬害となる可能性も高くなりますし、心身の不調が更に増え、不登校や引き篭もり、未就職、重度の鬱病へと繋がることでしょう。
靈媒体質という特異な体質に翻弄されるだけの日々を送るということは、人知れぬ苦しみの世界で独りもがき続けることです。
しかし見方を変えれば、体質とは容姿のようなものであり、病気ではなく与えられた資質として受け入れられるようになり、経験から理解を深め上手に付き合ってゆけるようにもなれます。
昔であれば、靈媒体質を活かして靈媒師として生きてゆけるようにするための制度や組織・場所があり、靈媒体質者を受け入れてくれたのでしょうが、現在では残念ながらカルト的な宗教団体が都合良く交靈するために面倒をみてくれるぐらいではないでしょうか…。
わたしのところにも多くの靈媒体質者が相談に来られますが、わたしが出来ることは、その人の側に居て手取り足取り面倒をみてあげることではありません。
それは、わたしにとっての喜びにはならず面倒なことでしかありません。
わたしが浄靈・導靈・除靈をすることは対処療法として出来ますが、靈媒体質ゆえに繰り返される事象に対して根本的解消することは出来ず、逆に依存させることになるため、お断りしております。
やはり、当事者の経験を通じた現次元的な学びと、正しい靈的知識を知った上での自己訓練が必要なのです。
ですから、わたしとしては自身が靈媒体質者として経験してきたことを元に、講演会や書籍を通じて、知識を共有することしか出来ないのです。
靈媒体質者は、靈と対話出来ますから、靈団靈人との関わり方を学ぶ必要があります。そして生きている以上は、顕在世界との関わり方(対人関係)を学び、地に足を付けて、生きる喜びを見出せる人にならなければなりません。そうでなければ、靈媒体質を活かして生きる者=シャーマン(靈媒師)としての真の役目は出来ないのです。
自身と向き合い、靈験を積みながら日々心身のあり方を改善し続けることであり、顕在界における一般的な経験を積みながら生きることです。
あらゆる経験をする=魂の成長のために生まれ生きている訳ですが、心の声(守護靈・指導靈・近親靈)に従ってみること、出会いを活かし目標をもって歩いてみること、人それぞれに色々な選択肢と学びがありますから、いずれの道でも良いのです。
酸いも甘いもあらゆる学びが用意されており、すべてがあなたにとって必要なカリキュラムです。苦しむには苦しむ必要があるから与えられています。苦しみの中から得られる宝が必ずあるものです。
考え方のヒントとしては、"靈媒体質としての苦しみを学べること(=貴重な経験)を俯瞰して面白がる"ことです。
宇宙には"分相応の法則"があります。
偏った価値観であるといつまで経っても真の御役目は出来ません。偏った価値観の靈団や靈人、生きている人たちの念に惑わされ脱け出れず苦しむこととなります。
あらゆる存在がいることを理解すること、日々学び成長させて頂いていることへの感謝を深めること、過去の至らぬ点を詫びさせて頂くこと、あらゆる喜怒哀楽の感情の世界を体験させて頂きながら他に頭を下げること…等を学ばさせられてゆきます。
それが出来てから、ようやくシャーマンとしての役目が与えられてゆくものでもあります。
分かりやすく言えば、まず己の陰気さや自己顕示欲、偏っている価値観等、ネガティブな思考に対して顧みることを繰り返し嫌ほど修行させられることでしょう。己の心の中の闇の部分が、靈界にも顕在界にも鏡のように顕れ、己を見させられ続けます。
なぜ…?
それはあなたの中にあるから!
そのために出会いがあり、そのために出来事として顕れている日々を、客観視出来るようになり、真の感謝と改心に繋がれば、ようやく次の課題へと進んでゆくことでしょう。
みなみなうれしうれしたのしたのし
かわるかわるありがたいありがたい
むーうーるーうーおー
*何を信じるか?は個人に与えられた信教の自由ですので、真偽のほどは自問自答下さいますようお願いします。すべてのお計らいに感謝m(_ _)m 神人 拝