9月11日は
夫の9回目の命日でした。

前日、お墓に行って
草取りなどして綺麗にし
お参りしてきました。

毎年必ず命日かその前にお墓に行ってますが、
今年はいつも以上に
お墓の前で色々考えてしまいました。


9年前の9月1日に夫が入院してから、
まだ学生だった子どもたちの夕食の下準備をし、
洗濯物を持って
毎日往復1時間半かけて病院に通いました。

8日に意識不明になってからは
子どもたちと病室に泊まり込み、
11日の夜、亡くなりました。

怒涛の日々で、
所々記憶は抜け落ち、
それでも必死で葬儀までを駆け抜けました。

あの時は目の前のことに対処することしか頭になく、
しんどいとさえ考える事がなかったけど、
今の方がよっぽどキツイなぁ…

子ども達が社会にでるまでは!と
それまで通りの生活をすることを第一に過ごしてたけれど、
子どものことって「あと何年で」と
見通しがたてられるのよね。

でも親のことって先が見えないから
それが一番キツイのかも…。

親と同居もしてない、
介護らしいこともロクにしてない私が
「キツイ」なんて言ったら
もっと大変な思いをしている人達に怒られちゃうかもだけど、
本来なら一緒に乗り越えていくはずのパートナーがいないって、
やっぱりハンデだなって…。


普通は、
順番からいって親を見送るのが先。

でも、私は
父も母も経験していない
配偶者を見送るってことをしてるのよね…

なんかものすごく不公平だなって思っちゃう…
(多分、父か母かどちらが先でも、その先の事は私が全部仕切ることになるでしょ…)


母がこの先特養に入所が叶ったとして、
その先、
今度はひとりでいる父の生活のことも考えていかなきゃならない…

私の安寧な生活はいつになったらやってくるのかなぁ…


今日もお仏壇の前で
ため息をついてしまいました…