銀座の哀戦士、魅惑ゾーンの入口。諸君、ご壮健かな。さて、私の前に立ちはだかる。花の群れ。花を飾るなど舛添要一級の富裕層のたしなみ、哀戦士(ヲタ)の辞書にはない。飾るのはガンプラとガジャポンフィギュアくらいだ。それをこの花のバリケード。むう、私が圧倒されているのか!?おお!赤い彗星の肖像が!安彦良和先生の面相筆で書かれたシャアは、妙に人間ぽくて。その生涯にさした影を思い、胸がいたくなる。さあ、ゲートにやって来た。襟元をただし。我らはむかうのだ。夢の世界へのチケットを握りしめて。 ←とっとと入れって?