諸君、ご壮健かな。
さて、巷では戦争フィルム上映所(映画館)で。
あの名作の上映が始まった。
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN。
第一話「青い瞳のキャスバル」。
これはあの機動戦士ガンダムのキャラクターデザインをした安彦良和が。
ジオン公国成り立ちから、一年戦争の終結まで描き切った漫画。
つまり、かつてのテレビ版が始まる半年以上前から始まる。
名作を映像化した作品。
心踊らずにいられようか。
その上映に合わせたように。
一つの書物(漫画)が発売された。
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN24巻 -特別編-。
それはジオン公国建国前の話や。
一年戦争終結語の話をまとめた書物。
つまり戦争が始まる前と、終わった後の平和な世界の話。
あの心をすり減らすように戦ったアムロ・レイや。
権力の座で君臨するザビ家が。
戦のない世界で暮らしている話。
張り詰めた世界の彼らが、緩やかな時代に生きる。
しかしその中には、言いしれない渇望が垣間見える時間。
そのアンバランスさが。
その落差、いわゆる「萌え」が。
心を揺り動かす。
映画は楽しみだ。
そして思う。
この24巻も、間違いなく名作だ。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (24) 特別編 (角川コミックス・エース 80-39)/KADOKAWA/角川書店
- ￥626
- Amazon.co.jp
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN I [DVD]/田中真弓,潘めぐみ,浦山迅
- ￥6,264
- Amazon.co.jp
←さあ、次は映画だ