諸君、ご壮健かな。
ある男の物語。
繁栄を極める隣街。
その光を遠くから見る、双子の兄弟がいた。
どこにでもあるこの街で。
二人は、指導者の家に生まれた。
しかし、ある日。
遠くから侵略してきた国との争いに負け。
二人は、家を失う。
放浪者となり、二人は離ればなれ。
兄は貧しいものの。
新しい生活を手に入れた。
しかし、弟は奴隷となる。
足に鎖をつけられ、働く毎日。
そんな毎日から、隣町の男たちが救ってくれた。
弟には、彼らの姿が輝いて見えた。
兄と男たちとの束の間の平和の毎日。
だが弟には、影が付きまとう。
また別の国にさらわれしまう。
そんな彼に変装した男が、兄たちの元に送り込まれる。
そのせいで、兄と男たちは対立する。
それを目の当たりにする弟。
どこまでも、幸せになれない。
その男の名は。
ウルトラマンアストラ。
その心には、哀がある。
- (参考文献:ウルトラマンレオ)
(過去記事の目次 )
(前回の「ある男の物語 」)
人気ブログランキング ← 仲直りするんだけどね