諸君、ご壮健かな。
さてシャア!は超時空要塞マクロスが大好きで。
様々な初代のマクロスを見てきた。
次は、7?プラス?なにを見るの?
そんな疑問の中、シャア!は。
ゲーム版。
こんなオチのあと。
シャア!はふと考えた。
リン・ミンメイ。
シャア!は子供のころ。
ミンメイがとてつもなく嫌いだった。
気まぐれで。
高飛車で。
なのに人気があって。
でも、大人になって観てみると。
シャア!の心をとらえた。
明るさの奥に潜む。
一途さ。
謙虚さ。
寂しさ。
その片鱗の表れが明るさ。
そして。
テレビ版のミンメイと。
映画版のミンメイ。
共通しているのは、大事な人の手を離してしまうこと。
でも前者は、手を離した後に大事だと気がつく。
後者は、大事だと気がつきながら手を離す。
これは微妙なようで、全く違い。
だから、シャア!は後者の方に心を奪われるのだろう。
振り返ってみる。
思えば、手を離した人はいっぱいいる。
離そうと思って離した人。
自然に離れた人。
そして。
離したくないのに、離した人。
どの離れ方を思い出しても。
鈍い痛みが心を占める。
でも、大事だと思っていた手を離してみたら。
大事だからこそ時間がたつたびに、意外に楽になっていくこともあったり。
もっと早く離せたら、楽だったんだな、とか。
楽しいことと苦しいことの触れ幅が大きい苦悩は、過去になれば綺麗な思い出となる。
その事実も複雑だったり。
それはそれで寂しかったりする。
ミンメイはそれらを抱えながら。
笑顔で歌うのだ。
マクロスFのランカとシェリル。
テレビ版のミンメイと映画版のミンメイがモデルの物語。
シャア!の興味は尽きない。