アメリカの代表的な未確認生物でビッグフットというのがいます。
キングコングの小型版みたいな猿人と言われていますがそもそもアメリカには猿人どころかネアンデルタール人すら渡ってきた証拠はなく、アメリカに直立二足歩行生物がやってきたのは氷河期末期にアリューシャン列島が陸続きだったころ、現在のインディアンの祖先が渡ってきたのが最初らしいですからその実在性は極めて乏しいというしかありません。
おそらくはグリズリーベアかヒグマの誤認、またアメリカではいたずらで森の中にビッグフットの足跡をつける遊びが大はやりしたなど遊びと化した都市伝説のために騒がれているだけでしょう。
ただビッグフットで騒ぎ出したのは現在のアメリカ人が最初ではなくもともと原住民の伝承で人に似たケモノという意味でサスカッチというのがいてサスカッチがビッグフット伝説のベースになっていると思われます。
このほとんど実在性が絶望的なビッグフットですが、その正体はなんであれどうにも不可解な事件が1924年に記録されており、考察が必要と思われるので今回エントリーすることにしました。
サスカッチ炭鉱襲撃事件がそれです。
ワシントン州の炭鉱付近で一人の鉱夫が歩いているサスカッチを見つけて射殺したところ、
夜になってサスカッチの群れが鉱夫小屋を襲撃してきた。
鉱夫たちはバリケードを作って銃を発砲したがサスカッチは逃げるどころか丸太作りの小屋を破壊しはじめた。
しかし朝になると夜行性らしくサスカッチは退散。
鉱夫たちはほうほうのていで小屋を捨てて逃走した・・・というのが事件のあらましです。
サスカッチなんかいるわけない、とはいいつつ・・・どうにも不可解なのがなぜ鉱夫たちは炭鉱を捨てて逃げ出したのでしょうか?。
事件を整理するとこのようなことが考えられると思います。
①事件のソースは地方新聞の記事だそうですから記事そのものが偽物、でっちあげ。
②炭鉱夫たちの集団ヒステリー。
③劣悪な給料など集団職場放棄のための理由を炭鉱夫たちがでっちあげた。
④猿人、ではないにしろ事実サスカッチと誤認されるものが存在して炭鉱を襲撃した。
①は当時のマスコミのいい加減さ、ライフが訓練中にこけた兵士を撮影した新人写真家キャパの写真をスペイン内戦で頭部を撃ち抜かれた兵士にして発表したくらいですから地方新聞ともなれば噂憶測なんでもありで十分ありえます。
ロマンのない結論ですが、マスコミによるでっちあげがもっとも可能性が高いでしょう。
②はごく最近でも類似のケースが発生しています。
10年ほど前、ニューデリー近郊で猿人間モンキーマンが現れて人を襲うと騒がれて死者まで出てしまいました。
しかし死傷者すべてが、誰かがモンキーマンあらわる!と言ったことで起こったパニックの途中での建物からの転落死だったことが判明し、当局は都市伝説による集団ヒステリーと結論づけています。
③炭鉱夫で後に俳優として活躍したチャールズ・ブロンソンの給料は石炭1トンに対してコラコーラ一本程度だったそうですから当時の炭鉱夫の暮らしは悲惨の一言でした。
鉄道会社がトンネル作った後に使役した中国人に給料支払うのが嫌になり、穴掘らせて中に入れダイナマイト仕掛けて生き埋めにした!なんて事件もありましたし、集団職場放棄のために理由を考えた結果の狂言も否定はできません。
④あくまで仮説として、土地を白人に奪われロッキー山麓で流浪生活していたサスカッチをトーテムとするインディアン部族のテリトリーに炭鉱夫たちが侵入。ある日部族のひとりが炭鉱夫に射殺され、怒った彼らは報復に炭鉱夫小屋を襲撃!というシナリオはもしかしたらあったかもしれません。
銃を撃っても逃げなかった・・・つまり銃がどういうものか知っていたとも考えられますし。
この事件の真相が明らかにされる日は来るのでしょうか?(^O^)/。
キングコングの小型版みたいな猿人と言われていますがそもそもアメリカには猿人どころかネアンデルタール人すら渡ってきた証拠はなく、アメリカに直立二足歩行生物がやってきたのは氷河期末期にアリューシャン列島が陸続きだったころ、現在のインディアンの祖先が渡ってきたのが最初らしいですからその実在性は極めて乏しいというしかありません。
おそらくはグリズリーベアかヒグマの誤認、またアメリカではいたずらで森の中にビッグフットの足跡をつける遊びが大はやりしたなど遊びと化した都市伝説のために騒がれているだけでしょう。
ただビッグフットで騒ぎ出したのは現在のアメリカ人が最初ではなくもともと原住民の伝承で人に似たケモノという意味でサスカッチというのがいてサスカッチがビッグフット伝説のベースになっていると思われます。
このほとんど実在性が絶望的なビッグフットですが、その正体はなんであれどうにも不可解な事件が1924年に記録されており、考察が必要と思われるので今回エントリーすることにしました。
サスカッチ炭鉱襲撃事件がそれです。
ワシントン州の炭鉱付近で一人の鉱夫が歩いているサスカッチを見つけて射殺したところ、
夜になってサスカッチの群れが鉱夫小屋を襲撃してきた。
鉱夫たちはバリケードを作って銃を発砲したがサスカッチは逃げるどころか丸太作りの小屋を破壊しはじめた。
しかし朝になると夜行性らしくサスカッチは退散。
鉱夫たちはほうほうのていで小屋を捨てて逃走した・・・というのが事件のあらましです。
サスカッチなんかいるわけない、とはいいつつ・・・どうにも不可解なのがなぜ鉱夫たちは炭鉱を捨てて逃げ出したのでしょうか?。
事件を整理するとこのようなことが考えられると思います。
①事件のソースは地方新聞の記事だそうですから記事そのものが偽物、でっちあげ。
②炭鉱夫たちの集団ヒステリー。
③劣悪な給料など集団職場放棄のための理由を炭鉱夫たちがでっちあげた。
④猿人、ではないにしろ事実サスカッチと誤認されるものが存在して炭鉱を襲撃した。
①は当時のマスコミのいい加減さ、ライフが訓練中にこけた兵士を撮影した新人写真家キャパの写真をスペイン内戦で頭部を撃ち抜かれた兵士にして発表したくらいですから地方新聞ともなれば噂憶測なんでもありで十分ありえます。
ロマンのない結論ですが、マスコミによるでっちあげがもっとも可能性が高いでしょう。
②はごく最近でも類似のケースが発生しています。
10年ほど前、ニューデリー近郊で猿人間モンキーマンが現れて人を襲うと騒がれて死者まで出てしまいました。
しかし死傷者すべてが、誰かがモンキーマンあらわる!と言ったことで起こったパニックの途中での建物からの転落死だったことが判明し、当局は都市伝説による集団ヒステリーと結論づけています。
③炭鉱夫で後に俳優として活躍したチャールズ・ブロンソンの給料は石炭1トンに対してコラコーラ一本程度だったそうですから当時の炭鉱夫の暮らしは悲惨の一言でした。
鉄道会社がトンネル作った後に使役した中国人に給料支払うのが嫌になり、穴掘らせて中に入れダイナマイト仕掛けて生き埋めにした!なんて事件もありましたし、集団職場放棄のために理由を考えた結果の狂言も否定はできません。
④あくまで仮説として、土地を白人に奪われロッキー山麓で流浪生活していたサスカッチをトーテムとするインディアン部族のテリトリーに炭鉱夫たちが侵入。ある日部族のひとりが炭鉱夫に射殺され、怒った彼らは報復に炭鉱夫小屋を襲撃!というシナリオはもしかしたらあったかもしれません。
銃を撃っても逃げなかった・・・つまり銃がどういうものか知っていたとも考えられますし。
この事件の真相が明らかにされる日は来るのでしょうか?(^O^)/。