先日刀城会館にて第99回 日本泌尿器科学会群馬地方会が行われました。
これまで群馬地方会は土曜日の15時から開催というのがお決まりだったのですが、一般演題、特別講演と行うと、終わりの時間が結構遅くなってしまうのが課題でした。
以前は現地開催しかなく、土曜日の透析業務後に参加してもらうことなども考慮されていたのだと思います。
しかしながら、ここ最近はweb開催も定着しましたし、なにより土曜日の遅い時間まで拘束してしまう方がデメリットが多そうだということで今回から1時間早めて14時開始となりました。
結果として、非常にスムースな運営になったと思います。
会場準備も12時くらいからとしても大丈夫で、今回からweb配信の準備と運営を下の先生にお願いしましたが、問題なく対応してくれました。試行錯誤しながらweb配信行ってきましたが、ある程度セッティングや運営が安定したのでスムースにできるようになりました。よかったよかったおじさんも引退できそうです。
さて、地方会ですが、現地参加の先生も多く、休憩時間にお話しすることもできて、元の雰囲気に戻った感じです。
合わせてweb開催を行うことで、関連施設当直の先生や、遠方の先生も参加しやすくなったと思いますので、これはこれでよいことなのかなと思います。
今回の優秀賞は
伊勢崎市民病院の篠原先生が受賞しました。
おめでとうございます。
それから論文奨励賞として、
公立富岡総合病院の小林先生が受賞されました。
前橋プライマリ泌尿器科内科の小野先生が受賞されました。
また群馬大学の石﨑先生も受賞されています。
皆さんお疲れ様でした。
さて、今回の特別講演ですが、
東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学領域 教授 小路直先生に
「前立腺癌に対するイメージガイド下診断・治療へ挑戦
ー前向き研究から保険収載に向けた取り組みー」
との題でご講演いただきました。
今主流になりつつあるMRIフュージョン生検の第一人者であり、また前立腺癌局所治療についても様々な知見をご教示いただきました。国内外の様々な医師や機関とのコラボレーションも豊富で、非常に活発な活動をされており、大変勉強になりました。
群馬地方会も今回で第99回となり、次回は記念の100回となります。
本来年2回開催で秋の予定なのですが、今年は東部総会を開催する関係で、次回地方会は来年度の予定です。