【ストーリー】

徳川家康ら、歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>。歴史の裏側の、壮大な“謀り事”。そして、待ち受ける大どんでん返し。SHOGUNの座を懸けた、陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。(公式HPより)

 

さて、エミー賞、ゴールデングローブ賞で話題となった「SHOGUN 将軍」ですね。

賞受賞の前から評判が高く、とても気になっていました。

公式サイトもありますね。

最近ようやく視聴することができました。

さすが真田広之はかっこいいですね。予算をかなりかけているため、衣装やセット、小道具に至るまで、ものすごい豪華さです。特に着物は毎回目を見張るほどの綺麗さで、真田広之演じる吉井虎永の衣装は華美なものとはちょっと違うのですが、重厚な魅力があり、思わず目が行ってしまいます。

原作はジェームズ・クラベルの同名小説ですが、1975年出版ですので、ずいぶん前の作品なのですね。

そのため1980年にアメリカでテレビシリーズとして放映されました(三船敏郎、島田陽子ら出演)。

今回はテレビシリーズとしてもリメイクということになります。

舞台は関ケ原の戦いの前、徳川家康、石田三成による駆け引きを中心に様々な人々の想いが交錯していく様を描いています。

イギリス人航海士ウィリアム・アダムズが漂着してその後、三浦按針と名乗り武士として生きていくという歴史上の実際の出来事をモデルとしており、このドラマも按針の目線が多いこともあり、舞台は日本ですが海外での放送を意識した内容ですね。

ちなみに私高校時代に日本史で赤点とったくらい歴史に疎い人です。

どうも歴史に詳しい人からすると、この原作は脚色も多く、ちょっとなー、という意見もあるようですね。

史実をもとにした作品については古今東西様々ありますが、私は面白ければ良しとするスタンスなので、全然よいです。

それよりも、こういう作品から逆に史実としてはどうだったんだろうといった疑問も出てきますし、高校時代完全に逃げていた歴史に再度興味が沸くきっかけをくれただけでもありがたいですね。

 

どうやら今回のシリーズで原作の分をすべて映像化しているようです。

今作の評価は高く、セカンドシーズンについての話題もありますが、新たな脚本でということになりそうです。

真田広之が全面的に関わってくれたらきっと良い作品になりそうですね。

楽しみです。

 

【個人評価】 ☆☆☆☆☆ (5つ、すばらしい)