【ストーリー】

「お前は、どの種類のアメリカ人だ?」連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている——」。就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていくー

 

さて、TVCMでも繰り返し流れていましたので気になっておりました「シビル・ウォー アメリカ最後の日」です。

前情報なく鑑賞したのですが、思っていたのとだいぶお話が違っておりました。

ジャーナリスト視点でアメリカの内戦を描いており、かなり切り取られた内容で、なぜ内戦に至ったのか、政治的な細かな思想の部分はあまり突っ込んで描かれていないようです。

ワシントンに入ってからの戦闘については、非常にリアリティのある描写のように感じました。

映像はきれいで、音声もよく、銃声の破裂音など、AVアンプ替えて以降、一番音の良さに気づいた作品でした。

主演のキルスティン・ダンストはどこかで見たな・・・とおもっていたら、初期のスパイダーマンのヒロイン、メリー・ジェーン・ワトソン役でしたね。

最近では2021年に「パワー・オブ・ザ・ドック」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートしてますね。

とてもよい役者さんですね。

さて、ネタバレは書けませんが、どうしても最後の展開だけはいまひとつな気もしますね。

全体として、だんだんと増していく緊迫感などがうまく描かれており、ある意味リアリティのある作品になっていたように思います。

よかったです。

 

【個人評価】 ☆☆☆☆★  (4つ)