今回は先日納車したS1000Rのチェーン交換を行います。
現在、走行距離2400km。少しもったいない気がしますが、初期装備のREGINAのチェーンはチェーンメンテを割とマメにしていてもすぐ錆びてしまうのでやむなし。(そもそも雨天走行するからか?)
チェーンは以前、S1000RRでも使っていたEKチェーンのThreeD 525Z。
ちなみに現行S1000RR、S1000R共にDID、EK、RKやら主要国内メーカーのサイズ対応表にリンク数の記載が無いため、まあこの辺の寸法はそう変わらないだろうと決め打ちで120を選択。
※数えるのさすがにめんどくさかっただけ。
色は3色展開です。↓↓↓
黒×金と迷いましたが、結果金一色に。
ゴールドチェーンと言えばRKのイメージですが、ThreeDのチェーンは少し落ち着いた(鈍く光る?)印象。
プレートの面取りもされていて、美しいです。めっちゃ高いけど。
カワサキのH2にも純正採用されているらしいです。
封入時の錆び止めグリスを軽く落とした姿がこちら↓
はい。実に輝かしいですね。
首からこんなの下げてる野球選手たくさんいますね。
さて、早速チェーン交換に入りますが、今回は下記工具を使用しました。
・DID かし丸君 (かしめ兼カッター)
・27mmレンチ
・19mmレンチ
・ノギス
かし丸君はDIDが出しているなんだか良い感じの工具です。これしか使った事ないけど。
あとパッケージ変更されてるみたいです。
27mmのレンチなんてなかなか使わないので、Amazonで1番安いこれ使ってます。かし丸君に使ってる人が多数いるようです。
※あ、レンチ類はかし丸君使用を前提としたものですのであしからず。
ノギスはプレート圧入時のプレート間測定、ピンかしめ時の潰れ具合の測定に使用しました。
簡単にDIY可能ですが、主要な駆動系部品ですので、素人がやる以上、測定関係だけはしっかりやった方が良いかなと。
ちなみにチェーン交換するのは13年の大型バイク歴で5年ぶり3回目です。そろそろ専用工具の元が取れたかな…?
工程はかし丸君の動画をYouTubeで復習しながらサクサクっと。
チェーンカットの様子↓
鉄製の棒をグリグリ押し込んで、ピンを押し出します。
ちなみに私、前回この位置合わせをミスってかし丸君のピンを折損しておりますので慎重に。
ありがたいことに補修部品が出てますが、ちっさいのに割と高いです。
プレート圧入前の様子↓
そして諸々かしめつつ計測しつつ、チェーンの張りも調整。
〜メモ〜
かしめ寸法 φ5.6〜5.8
チェーンの振れ幅 3.5cm〜4.5cm
そんで、なんやかんやこの仕上がりとなりました。↓
あからさまに車両の押し引き取り回しが軽くなっているのを実感できます。そしてやっぱり美しい。
個人的にチェーンはタイヤの次くらいにお金をかけても良いと思うので、皆様もぜひお試しください。