24日の日曜日から25日の月曜日にかけて、10年に一度と言われる最強寒波がやってくると予報の出ている中、石川県と福井県で開催された仕事関係の全国研修会に参加して来ました。
まあ、仕事の研修ですから内容はさておき、そんな大雪の出来事などを書いてみます。
研修は日曜日からですが、朝が早いため前泊がひつようとなり、土曜日の午後、金沢に向けて出発。
軽井沢駅は雪がチラチラしてました。
で、金沢の夜はちょっと深酒で更け、明けて朝一で北陸本線で白山市松任へ。
松任は猛吹雪でした。
で、松任からマイクロバスで一時間ちょっと。
白山の中腹にある小さな集落「白峰地区」へ移動。
途中の手取川渓谷は雪景色。
この辺まで来ると、雪は凄い降り方ですが、風はほとんどありません。
いい感じに雪景色です。
車窓の景色。ホントは手取川ダムのダム湖が見えるはずが、雪で真っ白。
時々、バスの行く手もホワイトアウト状態になる。
なんかワクワクするシチュエーション。ホントは自分の運転でドライブしてみたい気分。
で、白峰地区に着いたら、７人くらいの班に分かれて、白峰地区内を散策しツアーコースを作るためのネタ探し。
しかし、こんな雪の中でのフィールドワークとなりました。
この日の雪は、気温が低いためかサラサラのパウダースノー。とても軽くてフワフワなんで、歩きやすいです。
写真は雪が吹き込まないように雪囲いをしたお寺で、真ん中の△が出入り口です。
ココもお寺の庫裏で、この辺の特徴が見られます。
屋根の真ん中の一段上がっているところは「太鼓堂」といって、お寺で行事があるときに、中にある太鼓を叩いて集落中に知らせるらとのことで、ここのお寺の住職さんが親切に本堂の中から太鼓堂の中まで見せてくれました。
で、１日目のお昼ご飯。
左の鍋というか鉄板の中身は・・・
肉か？朴葉ミソみたいなモノか？とフタを取ると・・・
巨大な油揚げでした。
この辺りでは「堅豆腐」という、豆を普通の倍くらい使って、高い圧力で水分を絞って、堅く作る豆腐が特産となっていますので、油揚げも特産のようです。
熱々で美味かったです。
で、午後一は郷土資料館に行って見学＆体験です。
この辺り独特の輪かんじきです。
つま先側が持ち上げっていることと、かんじき自体の角度が自由に動くところが特徴です。
準備ができたので、いざ雪原へ。
相変わらず雪が降ってますが・・・・
あららら・・・
雪が軽くてフワフワなので、かんじきが効かず太ももの上まで雪に埋もれてしまいました。
あ・・・・もしかして重量オーバー？
その後、白山砂防科学館で、この地区の地滑りや砂防対策の状況を見学しました。
んで、ここで・・・
手取川ダムのダムカードをゲット。
白峰に来る途中、手取川ダムの脇を通ったときに調べて見たら、この砂防科学館で貰えるとのことで、みんながトイレに行ったりしている間に、事務所でゲットしました。
そんなこんなで１日目は終わり、白峰地区内の御前荘で一泊。
二日目の朝、昨日のような雪は止んでました。
で、福井県勝山市に移動し、全体研修をして研修会は終了しました。
帰り道は、主催者準備のバスで「えちぜん鉄道」勝山駅まで送ってもらい・・・
えちぜん鉄道で福井駅まで移動です。
ホームから線路におりて反対側のホームまで歩きまして・・・
乗車。
アテンダントさんも乗ってます。
運転席丸見えです。
青空と新雪の中を進みます。いいです。良すぎます。
できれば、外から、雪原を走るえちぜん鉄道を見たかったです。
で、小一時間で福井駅に到着。
ベンチには・・・恐竜博士？
で、えちぜん鉄道は、大雪の影響があっても４分遅れくらいでの運行でしたが、北陸本線は大幅にダイヤが乱れ、乗る予定だったサンダーバードが来ない。
もともと、帰路の乗り換えなど、結構タイトなスケジュールでしたので、どうなることかと思いましたが・・・
サンダーバードの２本前の特急はくたかがちょうど来まして、運良くそれに乗れました。
福井駅を出た直後の車窓は青空も覗いてましたが・・・
次第に曇ってきて・・・
とうとう吹雪の中になりました。
で、ダイヤは遅れてましたが、二本前の特急に乗れたため、ほぼ予定通りに金沢駅に到着。
なので、金沢駅で遅い昼食。
金沢といえば・・・のゴーゴーカレーのカツカレー
美味いっす！
で、金沢駅から予定通り・・・と言っても定刻の４分遅れで出発。
青空でした。
軽井沢駅で新幹線を降り、クルマに乗り換え職場に向かいました。
「あの最強寒波と雪の中、三日間放置した自分の車がどうなっているか・・・」と心配しながら帰りましたが、雪は全く無く拍子抜けしました。
しかし、最強寒波は翌朝に・・・
この冬一番の冷え込みを残していました。