そして開館記念企画
【Hello! Super Collection 超コレクション展 99のものがたり】
が開催されましたー。
こちらの美術館は1983年に構想を発表されてから40年!だそうで、満を持してオープン!
2013年に大阪市がようやく美術館建設にGOサインを出したそうです。
さてさて…私も行ってみました!
何点かは撮影OKでした!
佐伯祐三「郵便配達夫」
よく見かける絵ですが、佐伯氏の絶筆に近い作品と考えられているようです。
キャプションを読むと…。
佐伯祐三氏のコレクション150点を有していた山本發次郎氏。
1945年6月の空襲により多くが消失してしまったそうですが、なんと!山本氏はこの空襲の前にコレクションの3分の1を疎開させていて、それにより佐伯祐三氏の代表作となる作品の数々が後世に伝えられることになったそうです。
この有名な「郵便配達夫」も山本氏のおかげで遺った作品だそうです。
山本氏は「佐伯の芸術を永遠に世に問い続ける」という使命を抱いていたそうです。
このキャプションを読んで、こんなすごい背景があったなんて!!と改めてマジマジ絵を見ましたわ。
…そして、私が美術館に行った後日、Eテレさんの「日曜美術館」で「大阪中之島美術館から蒐集もまた創作なれ」が再放送されており、録画して見ました。
その中で、山本發次郎氏の佐伯祐三氏作品への熱い思いがわかる部分がありました。
佐伯祐三氏の絵を見て
「胸に動悸打つ異様な感じで 長い間我を忘れて眺め入った」
と、述べたそうです。
あと、わかるー!となったのが
「美術の鑑賞は好悪であって、好悪には理屈はないと私は思います」
の部分です。
まぁ、美術に限らず、なんでもそうかな?
以下、撮影OKの作品の一部です。
マリー・ローランサン「プリンセス達」
マリー・ローランサンの絵もよく見かけますねー。
柔らかくて優しい印象の絵ですよね。
ルネ・マグリット「レディ・メイドの花束」
これも美術の教科書にあったような??
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」
絵の他にも家具などの展示もありました。
これ…テーブルなんですってよ!奥さん!!
コロマン・モーザーというデザイナーの作品です。
こちらもコロマン・モーザーの作品です。
おしゃれだわー
基本的には正方形をモチーフにしている椅子ですが…
じーつーは!!
円形もこの椅子に隠されているそうです。
わかります??半円の部分があるのを。
おもしろいなぁ~。
私は言われないとスルーしてそう!
絵、写真、家具…など、さすが開館記念!と思える展示数で、かなりボリュームがあり、見ごたえ抜群!でした!!
とても楽しかったです
ちなみに音声ガイドのナビゲーターはのんさん、解説ナレーターは声優の土田大さんが担当されていました。
そして、4階に君臨するこのロボット!
ヤノベケンジ作「ジャイアント・トラやん」ていうんだってー
子どもの声だけに反応するそうですわ。(「日曜美術館」より)
ロボットの胸にはかわいらしいおじさんがいましたよ
1階のロビーではNHKさんのアンケートに答えたら「カムカムエヴリバディ」のクリアファイルをいただけました。
実は、このクリアファイルをいただける、と知って、わざわざアンケート要員さんに「答えます!」と回答させていただきました。
えへへ
この朝ドラ「カムカムエブリバディ」最高でしたねぇ。
制作が発表された時は正直「え!三世代?!大丈夫か?!」と思ったのですが…
すんません!
大いにハマって大いに笑って泣いて感動していましたわ。
最後は近くのカフェでお茶。
この時、対象店で飲食やお買い物をしたらポストカード(A5版)がいただけますよ、という美術館と周辺のお店のコラボキャンペーンをしていて、私もカフェでいただくことができました!
ありがとうございましたー!
ここからは美術展のお話ではないのですが…
美術館の近くに「ダイビル」というビルがあって、近くに来たら用もないのに入ってはロビーの内装を見てうっとり…
オリエント風味を加味したネオロマネスク様式の建物だそうです。
ネオロマ…ネスク…
覚えられないな…
ありがとうございました