大学に入学する前後、誰に言われたか、○理と✕青と△ムウェイには気をつけろと言われた。
誰かれともなく気安く声をかけるようなやつは吉野家の常務ではないが何も知らぬ田舎者を骨までしゃぶる奴らだと教えられた。後年、これにもう一つオウムが加わった。まだ学生の頃にはオウムがなかった。あったとしてもうちの大学にはまだなかった(はず)。
そういうところの勧誘担当は、たいていはきれいな女性かイケメンで、あたかも恋人商法、デート商法みたいに引っかけた。
俺はそんな勧誘にかからないとわざと接近するやつもいたが、そういうやつに限ってやつらの罠にはまって奴らの活動にのめり込んでいった。
とにかく関わらない、近づいても無視する。大学時代はそれを貫いた。
彼らが問題を起こしても、マスコミも警察も問題にせず野放図なのは権力や有力者(組織)とつながっているからだと。学校やマスコミが教えてくれないアンタッチャブルな存在があるのを学んだ。(一部紙のメディアは伝えたが、テレビラジオの放送ではまずなかった。後年ネットにマジガセ取り混ぜて常識にはなったが)
安倍元総理の狙撃事件の原因となった特定宗教組織は名前を最初マスコミはぼやかしていたが、自民党とズブズブなのはもうあそこでしかなく、途中から紀藤弁護士がマスコミに出るようになってから、確実になった。
当のその団体も汚名を晴らすかのようにシビレを切らして記者会見を開いた。マスコミも名前を隠しておくわけにもいかなくなった。
昨日あたりからマスコミも重い腰をあげて話題にし始めた。さすがにあの人の合同結婚式の風景とか、あの人の脱会とか婚約破棄とかの昔の映像は流さなかったが。しばらく核心からどうでもいいことまでこのはなしは続きそうだ。