#2824 『賢者のデジタル』 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

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小説家・逢坂 剛/逢坂 剛



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『小説家逢坂剛』を読んで思い出したのは、この人と同じノートワープロ(ノートPCじゃない)SHARPのWV-700を持っていたこと。ワープロ専用機は既になくなり、今やパソコンから、i-PADなどタブレット端末の時代に変わった。携帯電話もスマートフォンの時代だ。



ところで、同じWV-700の使用者でもあった先端機器の伝導者の山根一眞氏は、どうなったか?メタルカラーですっかりユーザー報告から、先端技術のそのまた先っぽの報告に行ってしまい、ユーザー報告はやめてしまった。



賢者のデジタル/山根一眞



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最終報告になっている『賢者のデジタル』は日経新聞のコラムを90年代後半から、2007まで抜粋したものに2007の時点で回顧したものを付け加えている。それをまた、自分は五年後の2012年に読み返している。



なんとそれにしても、技術革新の速さよ。デジタルカメラはもはや主流となり、VHSテープデッキは昨年で製造を中止、次世代ビデオディスクはBlu-rayの一人勝ちとなり、ビデオカメラは8ミリからハードディスクへ、モバイルから一歩進んで、時代はWi-Fi接続に・・・



本として出版した時点で、もう最新技術や情報は過去の遺物だと山根氏は気づいていたのかも知れない。まして、現在は紙媒体のメディアからもう電子書籍の時代だ。



今、山根氏の「スーパー書斎」で、それらをどう活用されているのか、興味津々である。