ハヤカワミステリマガジンを定期購読ほどではないが、毎号チェックしている。
今月号で今年の1月10日(十日戎と言うか、あの人の誕生日だ!)にアメリカのミステリー作家、ジョー・ゴアズがなくなっていたのを知った。
ジョー・ゴアズはハメット研究の一人者と知られ、ジム・ジャームッシュの映画「ハメット」の原作者と知られている。最近では、「マルタの鷹」の後日談ならぬ、サム・スペードと殺された相棒アーチの「スペード&アーチャー探偵事務所」を著した。
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追悼文は、小鷹信光先生。日本のハードボイルドの牽引者、あの松田優作の「探偵物語」の原作者でいらっしゃる。
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ここ数年、クライムリー、パーカー、フランシス、そして、ゴアズと亡くなり、ほんとうに、海外ミステリー、ハードボイルドファンとしては寂しい限りだ。
安らかに眠ってください。そして、天国でハメットからいろいろ話を聞いてください。残念ながら、そのインタビューは聞くことができないけど・・・
