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続き、ドル円の振れ幅が大きくなる可能性があり警戒しておきたい。
今後にドル/円が、145円と150円、どちらに向けて動くかが焦点。
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本日の東京市場は朝方から売りが先行、ドル/円が前日大引け時点から2円ほど円高に振れたことなどが重しとなった。
日経平均は、寄り付きから400円超安となって、早い時間帯に、457.09円安の37605.83円まで値を落とした。
その後は、144円後半まで下落したドル/円が145円台で落ち着いた動きとなり、株式市場の売りは一巡して下げ渋り。
とはいえ、戻しもいっていにとどまって、前場の取引は257.57円安の37805.35円で終えていた。
後場は、前場終りより高くスタート、ドル/円が落ち着いた動きにあることが続き安心感につながった。
下落幅を一時、二桁まで縮める場面も見られ、節目38000円に乗せる場面もあった。
しかし、この水準では伸び悩む展開、終値は111.12円安の37951.80円となった。
さて、引き続き、株式市場は、為替の動向をにらんでの推移で、今後にドル/円が、145円と150円、どちらに向けて動くかが焦点。
その中で、今晩に米国で公表される米雇用統計の基準改定値への関心が高く、弱い結果となれば、ドル売り圧力が再びかかりやすい。
一部では2023年4月から2024年3月までの雇用者数の伸びが大幅に下方修正されるとの警戒感が広がっている。
その他に、22日-24日のジャクソンホール会議では23日にパウエルFRB議長の基調講演が予定されている。
また、23日に日本では衆議院の財務金融委員会が鈴木財務大臣や植田日銀総裁に出席を求めて閉会中審査を開催することが伝わっている。
日米中銀トップの発言を材料に、ドル円の振れ幅が大きくなる可能性があり、警戒しておきたいところ。
日経平均は、前日の取引で、一時は847.77円高の38236.39円まで上昇、大引けは38062.92円と、節目38000円に乗せていた。
しかし、本日は売られる展開で、節目38000円を割れて大引け、この水準を抵抗にした動きにあった。
この水準での売り圧力が意識されるほか、チャート状ではも、日足で75日線(38648円)、週足で13週線(38554円)などの抵抗線が控える。
いっぽうで、下値については、5日線(37638円)や25日線(37635円)をサポートにした推移で底堅さを示していた。
週後半、為替が円高、円安にどちらに振れるかで、これらを上に抜けるか、下に抜けるかで、目先の方向感が出てくることになりそうだ。
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