中国の続き。開封の中で有名な「大相国寺」(だいそうこくじ)です。

中国で有名なお寺の一つ。「中国十大名刹」と検索すると、大体このお寺が入っています・・、というより、選ばれていることがあります。(その他では、今回訪れた中では「少林寺」や「白馬寺」なども入っています。)

 

中国の寺院らしい門、そこを入ると広場、両側に鐘楼、鼓楼などが並びます。

 

 

 

 

 

創建は555年、その後は名称の変更や衰退、隆盛を繰り返して今に至る。

八角殿の中にある高さ7mの四面千手千眼観音像は中国芸術の代表作とされている・・そうですが、いつ頃のものかな?確かに非常に珍しい仏像で、その名の通り千手千眼観音が、1本の木の4面に彫られています。でもキンキンなので古い感じはしない。日本人のブログなどでは堂内で写真撮ったのを掲載してますけど、さすがに堂内は撮影禁止ですよ。

 

  

 

ところで、気になるのは奥に見える楼閣。お城みたいだし、あまりにも正面にドーンとあるんですけど、ガイドさんは何も言わない。聞いてみたところ、「最近出来て何を入れるか分からない」と言ってました。自分で調べたところ経蔵として使うみたいです。

しかし、こんな古刹の正面風景をガラッと変えるようなものを現在に建設するとは・・・。ちなみに他の建物も、多くは清朝以降の再建です。

 

 

 

晴れ