西安城壁の少し外。今回個人的にメインなのが「大雁塔(だいがんとう」。お寺としては「大慈恩寺」の境内にあります。
七層で高さ64m!日本の(文化財で)最高の塔は東寺五重塔で、それが55mですから、中国のはやはりでかい。
大雁塔って、たぶん世界一有名な仏塔だと思うんですよ。名前は知らなくてもその写真は見たことあるとか、日本の少林寺の境内にその姿を模した塔があるなどで知られているんではないでしょうか。
それは形だけでなくて、西遊のモデルになっている玄奘三蔵ゆかりの塔っていうこともあります。玄奘三蔵が天竺へ行ってお経をもらって帰り、そのお経をここに収め、翻訳した場所。なお、言うまでもありませんが西遊記はフィクションです。
これまで訪れた中国の仏塔って人が少なかったですが、ここは多いですね。雰囲気の良いお寺と相まって、中国の方が伝統の衣装で写真を撮っている姿が多く見られました。
大法恩寺の入り口~
ブログでは伝わらないと思いますが、ここはモン・サン・ミッシェルやアンコール・ワットのような空気、オーラ?を感じました。内部はがらんどうで、階段があって上ることは可能。私らのツアーにはそういうの無かったですけど。
いいねー。迫力!仏塔好きには聖地のようなところ。ここも世界遺産です。
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