「中国で一番有名なお寺と言えば?」と聞かれたら、日本人も中国人も多くは「少林寺」と答えるようです。嵩山少林寺(すうざんしょうりんじ)と言い、インドから中国に渡来した達磨による禅を伝えられた場所とされています。
中国では映画「少林寺」の公開後から人が増えて、その後に再建または新築した建物が多く、少林武術ショーなんかもあってテーマパーク化していて、この日もすごい人で賑わってます。
とはいえ、こちらも少林寺建築群、塔林 などが「天地の中央」にある登封の史跡群として世界遺産の構成遺産。
多くの伽藍が並ぶ境内。しかしちょっと残念なのは、立派な鼓楼や鐘楼が近づかないと見えないところ。(そう思うのは私だけかもしれないけど)
少林武術ショー。毎回すごい人だそう。周りの皆は「よかった」と言っていたが、正直、私は「あれっ、この程度?」と思っちゃいました。映画の少林寺のようなものを期待したので。なお、日本の少林寺のブログでも書いた通り、いわゆる「少林寺拳法」というのは日本発祥のものであって、こちらのとは別物です。
書道ショー?なんかもあって、書いたものは300元くらいで販売しているそう。ガイドさんが言うには「値打ちは無い」。
こちらが「塔林」少林寺歴代高層のお墓。唐の時代から現在までが250基以上あり、彫刻などが芸術的とされています。
結構みんな軽く素通りしていましたが、これ大変貴重な世界遺産なんですよ!「中国十大名塔」に数えられることもあり、
仏塔好きには特に聖地!映画にか何度か出てきます。
この塔林が少林寺の一番奥。帰りは電気カートで戻りました。そのくらい、ここも広い!
本当は少林寺の近くにある、中国最古のレンガ塔:嵩岳寺塔(すうがくじとう)なども見たかったのですが、やっぱりツアーなので仕方ない。次に陝西省(せんせいしょう)から80km先の洛陽へ。
![]()

















