アガリスクエンターテイメント第20回記念公演
紅白旗合戦



こりっちのチケプレです。
当初、22日を第一希望にしてたんだけど、
招待の連絡がくる前に、別の予定が入ってしまったの。
で、ダメ元・・と思って、連絡してみたら、変更してくれた!
すごく親切~。

と言う事で、19日に観劇しました。

卒業式での、国旗掲揚と国歌斉唱のことで、
学校側と生徒が対立するっての。

そもそも、生徒からの案で準備が進められていたのに、
直前になって、教師から、変更を求められ、納得いかない。

ステージは、会議用テーブルとイスだけの簡素なもの。
客席は、その前後に。

会議室のときは、センターにライトが当たり、
生徒側での会話、教師側での会話は、それぞれ半分を暗転。
ってして、場所が移動しているように見せてた。

過半数を獲得しなければ、自分達の意見が通らないので、
それぞれで、相手側から味方を作ろうと画策する。
ま、このやり取りが面白いんだけど、
内容?やり方?としては、気分良くないよ。
相手の弱みに付け込んで・・っての。
そういうこと、教師がやる?生徒の代表が??
やられたらやり返す・・みたいなの。
笑わせるところなので、大げさなのは仕方ないね。

会議での、教師のやり方とか・・。
もうね、イライラする。
生徒側に声援を送りつつ、観てました。

最終的には、双方歩み寄るってことに。
少々納得のいかない結論だけど、そうするしかなかったのね。

残念だったのは、台詞カミカミ~。
特に、校長先生役の人は、酷かった。
そういう役なのか、分からないけど、はっきりしない話し方。
長台詞もあるんだけど、カミカミ~。
他にも、台詞が出てこない人とか・・。
少しくらいは仕方ないけど、会話劇なので、
そこは、ちゃんとしないと、観ている方がつらい。

あと、何でもかんでも笑う客。
人それぞれ、感性が違うんで仕方ないけど、
サクラ仕込んだ??ってくらい笑われちゃうと、笑えなくなっちゃう。
特に、隣の人。
身体振わせて、何でも笑ってた。引いちゃった。

全体的には、悪くなかった。面白かった。
でも、もう一回は・・いいかな。


【期間】
2015年3月18日(水)~3月29日(日)全17ステージ

【キャスト】
淺越岳人
鹿島ゆきこ
塩原俊之
沈ゆうこ(以上アガリスクエンターテイメント)
加藤隆浩
川添美和(劇団海賊ハイジャック改めVoyantroupe)
菊地奈緒(elePHANTMoon)
熊谷有芳
斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
津和野諒
野澤太郎(劇団東京ペンギン/コントユニットT@kuma)
ボス村松(劇団鋼鉄村松)
前田友里子

【概要】
“今度の会議は生徒vs教師!議題は日の丸・君が代!”

アガリスクエンターテイメントの記念すべき第20回公演は、代表作『ナイゲン』に続く会議コメディにして、卒業式での国旗・国歌を巡って教師と生徒が真っ向からぶつかる全面対抗戦。
裏切り!密約!権謀術数!あの手この手を駆使して論陣を張る両者によって、本来は歩み寄る為の交渉のテーブルは、思想・良心・自治・命令・愛国心・愛校心の渦巻く泥沼に沈んでいく…!
デリケートでアンタッチャブルな題材を、「真面目なほど滑稽に見える」シチュエーションコメディのフィルターを通して描く、政治・青春・群像・会議・シチュエーションコメディ!

【あらすじ】
自主自律を旨とし、ほとんどの学校行事を生徒が企画・運営しているこの学校では、卒業式も生徒が立案したプランで準備が進められていた。
しかし、式も近づいた2月末になって、突如教師側から「待った」がかかる。
国旗の掲揚と国歌の斉唱を実施してこなかった同校の卒業式が、県の教育委員会で問題になったというのだ。
自分達の案を急に否決され、納得がいかない生徒側。県から指示を受け、実施させなければいけない教師側。
双方とも一歩も引かない膠着状態の中、卒業式は刻一刻と迫ってくる。
そして生徒は、校則の中から「連絡協議会」という制度を持ち出す。
それは、遥か昔、生徒と教師が対立したときに開かれた会議にして、調停のための最後の手段。
かくして、生徒vs教師の直接対決の火蓋が切って落とされた…!


ペタしてね