少々効率が悪いが、昼前に高崎へ、それから那須方面へという行程で案件処理と波動採取を行うことにした。
お客様の都合とこちらの予定を勘案すると、このような残務処理的な動きをしなければならないことが生じるのは仕方が無いながら、困ったのはルートの選定である。
群馬県南部から那須方面へという動きの場合、せっかくなので直行することは殆ど無く、途中で立ち寄りたいポイントがいくつかあり、そうなると効率的なのは日光の山内地区を経由して日光北街道を進むことになるのだが、折しもゴールデンウィークである。
このところ、週末の混雑を見せ付けられており、今年の特殊な条件もあるので、日光の市街地を抜けるのがかなり混雑しそうな予感がしたので、遠回りのルートの方が早そうだと思われた。
そこで、栃木市内と鹿沼市内で波動を採取することにし、足利から国道293号線を経由することにしたのだが、こちらもいつもの休日以上にクルマの数が多かった。
特に田沼から葛生を経由して栃木市の尻内を通るルートは、カーナビの迂回ルート検索で表示されることが増えているために選ぶ人が増えているらしく、平日の大型ダンプが多い時よりもかえって時間が掛かっている。
やはり、慣れないドライバーには、カーブと坂道の多いルートだけに、運転も慎重になるようで、その分、渋滞も生じるものだ。
鹿沼市内も混雑しているようだったが、こちらは環状線が開通したお陰で市街地をパスすることができ、意外と早く通過することができたし、目を付けておいた新たな波動スポットを確認することもできた。
距離にして8km程遠回りとなったが、平常時の日光経由のルートに較べて、時間的には20分程伸びただけで、混雑の割には意外と早く移動できたように思う。
それに、普段はダンプの動きを気にして意識が向かないスポットも改めて確認できたので、こんな時には慣れないとはいいながら、普段は通らない道を選ぶのも楽しいものだとも思う。