急須の蓋は、大雑把に言って二種類ほど形状がある
陣笠を逆さにした形状(イ)
山形の(ロ)
轆轤で挽いた(イ)
轆轤で引いた(ロ)
【轆轤成形】
逆さ陣笠型
中心につまみを出して、その時に余る土を主地に送って作る
この陣笠を逆さにした形状の蓋は、内側のカカリが無くても使える。この形状の蓋は重心が下に来るので、急須を傾けても落下しにくい。
(山形)
【手びねり】
(逆さ陣笠方)
逆さ陣笠型は轆轤成形に準じて作れる
(山形)
轆轤と同じようにして作れる。ただし、削るより成形した方が手間が掛らないので、蓋の下側を成形した方が楽だと思う。
写真(ロ)のように、塊作りでも、紐つくりでも良いので、皿を作り、(変形しないように)少し乾燥させて、粘土紐を置いて作る
または、(ニ)のように、皿を作り、この縁にに粘土紐を置いてカカリをつくる