投げ入れ 花器で変わる雰囲気 | 雀風窯…陶芸日記

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前回のブログで、紅梅を活けた花器に迷いがあると、アップしました

 

今回は信楽の赤土に土灰釉をかけて還元焼成した器に替えてみた  

 (大きさ判るに、カップ&ソーサーを置いた)

 

前回の器が下の写真

 

下の写真の方が何やら、雅な雰囲気がある

 

今回の方が野趣がある

 

意外なところで、花器による違いが出た

 

野の花を活けるなら、断然今回の花器だとは思う

 

花器選びについて、考えさせられた

 

 

ちなみに、今回の灰釉花器 は、信楽の赤土を使って、耳をつけた

 

『 伊賀に耳あり、信楽に耳なし 』

という陶器の伝統に従えば

 

信楽の土だから、耳なしにした方が良かったかな~ ?