【試合結果】2015年5月24日(日)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour・168』
2015年5月24日(日)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆66人(超満員)


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○田村和宏(8分20秒、逆片エビ固め)SAKI×


 なぜかコールされただけでブーイングがとぶ田村。SAKIの握手を「ふんっ」と拒否し、またもブーイング。レフリーのさくらに「どういうことだ、これ」と抗議する。


 まず田村がSAKIを思い切り壁にぶつける。互いのボディスラム狙いは両者がこらえるが、田村が「男の意地っ」と言いながら、SAKIの顔面をむしり、ブーイング。さらに田村は「必殺、化粧落とし」と言いながらSAKIの顔をこする。


 その後は田村がSAKIの右腕に狙いを絞る。ワキ固め、ショルダー・アームブリーカー、三角絞めといった田村の攻撃にSAKIが防戦一方に。田村の強烈なサッカーボールキックもきまるが、カウント2。

 5分経過。ようやくタックル連発で反撃に成功したSAKI。こらえる田村を強引にボディスラムで投げ切るパワーを見せる。


 ダイヤル固めで田村を壁にぶつけたSAKIだったが、続くリバーススプラッシュは田村がヒザを出す剣山で自爆。


 ブレンバスターの仕掛けあいとなるが、両者とも腰を落として相手に投げさせない。しかし、これを投げ勝ったのがSAKI。SAKIは続けてリバーススプラッシュから、カンパーナで田村を持ち上げ場内を沸かせる。さらにSAKIは「ハートが見えたっ」と叫びながらブレンバスターを完璧にきめ、カウント2。

 SAKIのタックルをカウンターのエースクラッシャーにとらえた田村は、SAKIの胸板に強烈なミドルキックを2発、ぶちこむ。


 そして田村は逆片エビ固めへ。逃げようとするSAKIを引きずり戻して絞り上げ、SAKIはたまらずギブアップ。田村が善戦するSAKIから勝利をもぎとった。


◆第2試合 3WAYマッチ 15分一本勝負
○オビ・サヤカラス(7分2秒、ラ・マヒストラル)山田太郎×
※もう一人は大鷲透


 入場式での挨拶で、帯広は「この3人には共通点がある。それはルチャ」と宣言。会場から非難の声が飛ぶと「確かに帯広はルチャではないかもしれない。しかし、そのためある大物選手が、今、メキシコから総武線で市ヶ谷に向かっています」と謎の予告をする。


 入場からハイテンションの帯広。山田もルチャリブレコールをあおる。さらにリングアナの北沢ふきんに「ちゃんこ。大鷲透」とコールされるなど、次々と試練に襲われ心の折れた大鷲は、試合前から「ギブアップ」と試合を放棄しようとする。


 試合が始まってからも自身の置かれている状況に戸惑うばかりの大鷲であったが、意を決したか自らメヒココールをあおり、3人で力比べ。まずは山田と帯広が共闘し、2人掛かりのタックルで大鷲を倒す。

 帯広と山田がルチャふうの攻防を見せると、大鷲が「それのどこがルチャリブレだ。俺が本当のルチャを見せてやる」と宣言。「とりあえずお前は引っ込んでろ」と帯広を追いやり、山田と対峙。「俺の腕を取れ」と腕を取らせると、山田に「ちゃんと起こせ」と協力を要請して山田を投げる。


 そして帯広も中に入り、大鷲が山田、帯広、さらにレフリーの田村を倒して、欽ちゃんジャンプ!!・・・と思いきや、3選手は裏切って、田村一人が欽ちゃんジャンプをしてしまう。田村を指さして大笑いする大鷲、山田、帯広の3人。田村は恥ずかしさで赤面して怒る。場内は田村コール。

 山田が「大鷲さん、この中に、外国はタイにしか行ったことないのにルチャを名乗る不届きモノがいます」と密告する。とぼける帯広に「ルチャを名乗るなっ」と大鷲も怒り、山田と2人で帯広にストンピングの雨をあびせる。


 すると帯広は「よくもやってくれましたね。後悔させてやる。見てろよっ」と叫ぶと、控室に帰ってしまう。


 残されて場の空気にどうしていいか困る大鷲と山田。リングアナふきんの「シンコミニトス」のコールに、思い出したようにチョップ合戦を始める。大鷲はお客さんに山田を押さえさせ、強烈な水平チョップを叩きこむ。

 そして大鷲がチョークスラムを狙ったところ、場内に『スカイハイ』の音楽がかかる。マスクをかぶったオビ・サヤカラスが登場。2人にフライング・クロスチョップをあびせる。

 さらに2人をまとめてホイップしたサヤカラスは、窓にのぼり華麗なフライング・ボディアタック。しかし、山田に切り返され逆にフォールに入られ、あわやのカウント2。

 なぜか地獄突きで逆転したサヤカラスは、山田にマヒストラル。もはや呆然と試合を眺めるだけの大鷲がカットに入ることもなく、カウント3。


 3WAYマッチは、まさかのサヤカラス勝利に終わった。


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○MIZUKI&真琴(9分57秒、キューティースペシャル)チェリー&「ことり」×


 「ことり」と干支が一緒の寅年とコールされたチェリー。先発の「ことり」とMIZUKIが正統な技の攻防でわかせ互いにタッチするが、いきなりチェリーは鉢を持ち出し真琴を殴打する悪役ぶりを見せる。


 真琴とMIZUKIはチェリーを倒すと「新幹線トレイン」と宣言。東京、品川、新横浜…と叫びながらチェリーに攻撃を加え、最後は終点の新神戸。2人の出身地にたどりつくことに成功する。


 ボディへのパンチで逆転したチェリーは、MIZUKIの首を絞めて殺そうとする。そして「ことり」に「紙コップをつぷすように」と指示をとばし、2人でMIZUKIの腕をひねりあげる。悲鳴をあげるMIZUKI。さらに「ことり」とチェリーは「どっこいしょ」と2人で大外刈りをきめ「いっぽーんっ」とアピール。

 MIZUKIはチェリーに回転エビ固めを返し、真琴にチェンジ。真琴はフロントキックをチェリーに3連発。


 真琴のW・W・ニーをかわしたチェリーは足4の字固めをきめる。さらに「ことり」が首4の字固めに入り、真琴は足と首の4の字地獄。チェリーは「ことり」に首4の字固めを掛けさせたまま、真琴を逆エビ固めでひっくり返す。

 再度のチャレンジでW・W・ニーを真琴がきめるも、チェリーはすぐに熟女でドンを打ち返し、「ことり」にタッチ。「ことり」は飛び込みざまのドロップキックから、フロント・ヘッドロックで真琴を絞める。


 強引に「ことり」を持ち上げボディスラムで切り返した真琴は、タックル一発。真琴は「ことり」の一本背負いをスリーパーホールドで切り返し振り回すと、ボディスラムの形から「ことり」を腹からマットに叩きつけ、MIZUKIにスイッチする。


 「ことり」とMIZUKIが激しいエルボーの打ち合い。ここで真琴がパートナーのMIZUKIを抱え上げ「神戸ポートタワー」と叫んでぐるぐると振り回して「ことり」とチェリーに攻撃を加える。続いてMIZUKIが、2人まとめて「窓からみずぴょん」をきめたが、カウント2。

 「ことり」がMIZUKIをおさえたところ、チェリーが熟女でドンを打ち込む。すかさず「ことり」がバードリッジをMIZUKIにきめたが、真琴のカットがギリギリむ間に合い、カウント2。


 「ことり」とMIZUKIのエビ固めによるフォールの応酬は、いずれもカウント2。ここで「ことり」が走ってつっこんだところを、MIZUKIがなんと初公開となるキューティースペシャルに切り返す。


 これがズバリときまって、カウント3。里歩との三冠戦に向け、MIZUKIの進化が止まらないところをアピールした。

 そのあとの座談会も欠場選手が多いうえ、帯広も試合でヒザを痛め、最後の我闘雲舞の歌はダンスなしという状況。そんな中、メインで勝利したMIZUKIが「6月21日の板橋大会でのタイトルマッチに勝って、私が我闘雲舞を引っ張っていく」と我闘雲舞のエース宣言をした。