※↓以下より長文のネタバレ及び,個人的な憶測、推測、解釈等を含みます。また、
記事の本文に核や災害について触れている内容があります。
予めご理解とご了承の程よろしくお願いします。----
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シンゴジラは現在、シンゴジラHGなどのグッズが発売されていますが
もうすぐDVDとブルーレイが発売されますね!
シンゴジラの正体について、正体は牧博士だ、またはシンゴジラ=牧博士だという風にもいわれていますが、自分はシンゴジラや牧博士について隠れた正体や、メッセージがあると思います。
それは、シンゴジラと牧博士の正体は、庵野監督だという事です。
まずシンゴジラについて、シンゴジラの背びれと光線の色は紫色です、
このカラーはエヴァンゲリオンを連想させますよね。
庵野監督はエヴァンゲリオンQ制作後、鬱に近い状態だったらしく、とても作品を制作できる状態では無かったらしいですが、その鬱屈した気持ちを吐き出すようにシンゴジラは炎を吐きます。
そしてラストシーンの尻尾に映し出される、羽の生えたような背びれを持つ人型(天使?)のような骸骨は
まさしくエヴァンゲリオンを彷彿させるものがあります。
ラスト直前、人間側の主人公が前に進む決意をするようなシーンがありますが、
これは庵野監督のシンエヴァンゲリオンに対する意気込みの表れで、
エヴァ的に言うと、主人公と庵野監督の気持ちがこの瞬間、シンクロしたのではないでしょうか。
続いては牧博士についてですが、
牧博士は「俺は好きにした、お前たちも好きにしろ」というような台詞を遺しています。
これもそのまま庵野監督の言葉として置き換えられます。
庵野監督は、他のクリエイターに対して、核や災害というテーマの作品を通しての向き合い方について、
私はシンゴジラという作品を通して自分の思うように作品を制作した、
だから君たちも一回何か制作してみなさい。
といったようなある意味挑戦状に近いメッセージだと
あくまでも個人的に解釈しています。
シンゴジラを通して、庵野監督が伝えたかった隠れたメッセージとは、
エヴァンゲリオンのファンに対してのメッセージと、
他のクリエイターに対しての挑戦状だったのではないのでしょうか。