満天の星降る下に

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読書ブログです。

社会科学系、歴史、歴史ドラマ、小説など。

備忘録は、名著からの名言抜粋。

理系に弱いながらも物理学的、数学的思考に興味あり。

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ブログの更新が1ケ月以上も空いてしまい、全国1万人(大ウソ)の読者の皆様、相済みません。

さて、昨年おおみそかの夜から、大晦日にちなんで、大つごもりを読み、続いて樋口一葉の代表作、たけくらべを読んだ。

樋口一葉を読んだのは今回が初めてである。

明治中期の作品であるが、結果論、ほとんど理解できず。

通常の漢字仮名文字で書かれているので、もう少し理解できるだろうと思ってよんだのであるが、20%位しか理解できない。なので、何が書いてあるのかわからない、という、情けない現状であった。

ただ一つ分かったのは、文体が575調で書かれているというのがたいへん珍しく新鮮であった。したがって、読んでいて、意味がわからなくても一つのリズムがあり、心地よいと言う事。

この575調の文体は、ぜひとも真似すべくものだと思いけり。

皆様、新年あけましておめでとうごさいます。

本年もずずずいーとご愛顧、励ましのほどよろしくお願いします。


さて、表題の掃除をするということ。

年末、どこのご家庭でも、それなりに、少なからず、一年の大掃除というものをしたと思う。

この掃除をするということ。

むろん汚く、汚れたところをきれいにする、清潔にするということが第1の理由だと思う。ではなぜ汚れたままではいけないのか。病気にかかりやすくなるとか、の健康面の理由が第1の理由かもしれない。

だいたいが、私は掃除が嫌いであった。


起業家などの成功談、急に伸びた会社社長のコメントに、掃除をする、ということが頻繁に出てくる。会社のトイレを、社長自らが朝一番に掃除することが日課だとかいうように。


私は、そうした事を聞かされたり、読んだりしても馬耳東風であった。

が、ここにきて、俄然考えが変わってきた。

この掃除をするということは、非常に大切な意味が含まれているのではないかと、この歳になって初めて気付かされた。


それは、掃除をするということは、感謝するということなのだと。

清潔にするということは、感謝するということなのだと初めて気付いた。


ならば、小学校以来、ずうっと掃除というものをやらされてきたが、その意味を学校教育の中で教えるべきだったと思う。


職場で職場内を掃除する、清潔にするということは、お客様に感謝するということ。年末に家庭で大掃除をするということは、一年過ごさせてもらったということに対する感謝するということなのだ、ということ。

また、日本の伝統文化に禊、とかお祓いとか清めるとか言う観念があるが、これはどれも清潔にするということ。清潔にするということは、お客様、他人に対し、感謝するということなのだと初めて気付かされた。

だからこそ、事業の成功者のほとんどは、掃除ということをまず口にするのだろう。

この歳になって、そうしたことに初めて気付かされたことは実に恥ずかしい。












 

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この小説を読むきっかけは、朝ドラ、あさが来た、に五代友厚が出ているので五代をより知ろうと思い選択した。

内容は、薩英戦争の後、薩摩藩精鋭17人が英国留学する、船旅を描いたもの。

その一人に、リーダーとしての五代がいる。

内容としては、香港を初めての寄港地として、その驚きを描いたものであり、大変な取材のもとに描いていることがわかる。

当時、そのように驚いていたであろうというのが目にみえるようであり、そういう意味では面白い。

がしかし、人物像がもう一つ浮かびあがってこないのが、残念なところ。

というのも、これといった主人公がいるわけでもないので、分散されてしまい、結局人物像が浮かびあがらないという感を免れない。

お目当てであった五代と言う人物も、その他一般という描かれた方。

しかし、その後の五代の活躍、目のつけどころを考えると、とてつもない人物であったのであろう、というのは確かのことであるようだ。