皆様、新年あけましておめでとうごさいます。
本年もずずずいーとご愛顧、励ましのほどよろしくお願いします。
さて、表題の掃除をするということ。
年末、どこのご家庭でも、それなりに、少なからず、一年の大掃除というものをしたと思う。
この掃除をするということ。
むろん汚く、汚れたところをきれいにする、清潔にするということが第1の理由だと思う。ではなぜ汚れたままではいけないのか。病気にかかりやすくなるとか、の健康面の理由が第1の理由かもしれない。
だいたいが、私は掃除が嫌いであった。
起業家などの成功談、急に伸びた会社社長のコメントに、掃除をする、ということが頻繁に出てくる。会社のトイレを、社長自らが朝一番に掃除することが日課だとかいうように。
私は、そうした事を聞かされたり、読んだりしても馬耳東風であった。
が、ここにきて、俄然考えが変わってきた。
この掃除をするということは、非常に大切な意味が含まれているのではないかと、この歳になって初めて気付かされた。
それは、掃除をするということは、感謝するということなのだと。
清潔にするということは、感謝するということなのだと初めて気付いた。
ならば、小学校以来、ずうっと掃除というものをやらされてきたが、その意味を学校教育の中で教えるべきだったと思う。
職場で職場内を掃除する、清潔にするということは、お客様に感謝するということ。年末に家庭で大掃除をするということは、一年過ごさせてもらったということに対する感謝するということなのだ、ということ。
また、日本の伝統文化に禊、とかお祓いとか清めるとか言う観念があるが、これはどれも清潔にするということ。清潔にするということは、お客様、他人に対し、感謝するということなのだと初めて気付かされた。
だからこそ、事業の成功者のほとんどは、掃除ということをまず口にするのだろう。
この歳になって、そうしたことに初めて気付かされたことは実に恥ずかしい。