シンガポールはつまらない? | 投資家チェリーの毎日ちょこっと賢くなる読むサプリ

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投資家ミセス・チェリーによる投資・金融・経済・海外移住・セミリタイアライフについてのコラム。アメリカ生まれ、東京育ち、現在はシンガポールでセミリタイア。

ついに、マリーナベイサンズの

タワー4の完成予定時期が発表されました。

 

2029年7月だそう。

(MBS expansion, including new 4th tower, 

set for completion by July 2029、

StraitsTimes)

 

新たな観光の目玉となるのでしょうか。

 

そういえば、

ある海外のYoutuberがシンガポールは

とてもつまらない国だと配信して

話題になっています。

 

チェリーはその動画を見ていませんが、

大体の予想はつきます。

 

・国土が狭いので遊べる場所が少ない

・ナイトライフが地味

・歴史的建造物などが少ない

・どこも綺麗すぎて人工的

・物価が高すぎる

 

よく言われることはこんなかんじでしょうか。

 

言いたいことは分からなくないです。

むしろ同意笑い泣き

 

ただ、何を求めてシンガポールに

やってくるのか、

それによって印象は変わると思います。

 

上記のようなことは、

わざわざここに来てから

分かることではありません。

事前リサーチでわかること。

 

観光客、とくに距離が離れている

欧米の方たちは、

東南アジアとひとくくりにして、

誤解している人が多いのかもしれません。

 

タイのようにお寺や仏像があるわけでもなく、

バリのように自然とローカル感が溢れるわけでもなく、

インドネシアやカンボジアのような世界遺産が

あるわけでもない。(なくはないのですが)

 

そもそも、建国の過程からして違います。

ずーっと昔からそこにあった国ではなく、

シンガポールは50年少し前に、ある人物によって

強い志をもって創られた都市なのです。

 

シンガポールにいらした方は

こんな疑問を持ったことはありませんか?

 

・なぜ都会なのに、こんなに緑が多いのか

・なぜ金融機関が多いのか

・なぜ公園が多いのか

・なぜ団地が多いのか

・なぜ都心に空き地があるのか

・カジノに現地の人が少ないのはなぜか

 

理由は、建国の父である故リー・クアンユーに

よってすべて意図をもって

この都市が設計されてきたからのなのです。

 

シンガポールにご旅行の前には、

彼の書籍を1冊でもいいので

お読みになってからいらっしゃると

シンガポールという国を

見る視点が大きく変わり、

楽しむことができるんじゃないかなと

思います。

(シンガポールに〇年いると、

こんなことを言うようにも

なってしまうのです。

お許しを。

でも、書籍は読み物として

純粋におすすめです)

 

そして、極論を言ってしまうと、

シンガポールは観光の国ではないのです。

住む国、もっといえば、拠点にする国です。

 

チェリーのようにシンガポールの

観光には興味ゼロで(失礼滝汗)、

拠点とするつもりでやって来た、という方には

満足度の高い国なのです。

 

住むと拠点の違いは、

ずーっと1か国にいることを想定するのでは

なく、この国を拠点として

海外を飛び回るという違いです。

 

実際、ほとんどの人は年の半分くらいしか

シンガポールにいないのでは?

というほどいつも海外にいますね。

 

人と予定を合わせるのが

本当に大変笑い泣き