観戦記2030 WBCライトヘビー級暫定王座決定戦 オレクサンダー・グボジークvsメディ・アーマ | 人生マイペンライ

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歴史的に最古の世界王座であるWBAだが、近年の複数王者問題に非難が殺到する。やっと収まってきたと思ったら、今度は2番目に古いボクシング団体であるWBCが訳の分からない「フランチャイズ王者」を増やしてきた。

今年、再注目の闘いとなる10月17日の4団体統一ライト級王座戦となるワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペスの4団体統一世界王座戦だが・・・・ロマチェンコの保持する3団体王座のうちWBAはスーパー王座、WBCフランチャイズ王座というWBA3人王者とWBC2人王者とIBFライト級王座のテオフィモ・ロペスの王座が賭けられると言ってもまだWBAに正規王者のジャーボンテイ・デービス、暫定王者にロランド・ロメロ、WBC正規王者にデヴィン・ハニーが存在する。

そうは言ってもパウンド・フォー・パウンド1位であるワシル・ロマチェンコの存在はどの団体のベルトよりも神々しい。

ロマチェンコは今でも父親のアナトニー・ロマチェンコがトレーナーに付いているが、アナトニー・ロマチェンコは他にも4団体統一クルーザー級王者になったオレクサンドル・ウシク、そして「ウクライナの爪」オレクサンダー・グボジークも育てた!

 

1987年4月にウクライナのハルキフ出身 「ウクライナの爪」の異名を持つオレクサンダー・グボジーク(オレクサンドル・グウォジク) アマチュアで2009年、2010年、2011年度ウクライナのライトヘビー級王者。2009年の世界選手権では3回戦、2011年の世界選手権ではベスト8~2012年のロンドン五輪の準決勝で、アディリベク・ニアジムベトクに判定負けして銅メダルを獲得。

2013年のユニバーシアード・ライトヘビー級で、金メダルを獲得してトップランク社と契約~マネージャーはワシル・ロマチェンコと同じエグリス・クリマス、アメリカのカルフォルニ州オックスフォードを拠点にプロ転向~2014年4月、マニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリーⅡ 『観戦記755』 のアンダーカードでデビューし、マイク・モントーヤを1RでKO勝ち~ハイペースで連勝を続け9連勝7KO無敗で、2016年4月にナジブ・ムハンマディを2RにKOしてNABF北米ライトヘビー級王座を獲得~7月に、アドニス・スティーブンソンのWBCライトヘビー級王座に挑戦経験のある 『観戦記986』 トミー・カーペンシーを6RにTKOで降し初防衛に成功~11月に3団体ライトヘビー級王者のセルゲイ・コバレフに挑戦経験がある 『観戦記1227』 アイザック・チレンバを8R終了時にギブアップさせ2度目の防衛に成功 『観戦記1462』

 

2017年8月にもクレイグ・ベイカーを6RにTKOで降して、NABA北米王座4度目&NABO北米ライトヘビー級王座の初防衛に成功 『観戦記1798』

 

いよいよ世界挑戦か!?と思われたが、WBAはディミトリー・ビボルが指名挑戦のサリバン・バレラ 『観戦記2019』 IBF王者のアルツール・ベテルビエフは、プロモーションと裁判中。WBO王者のセルゲイ・コバレフは、4位のイゴール・ミカルキンと防衛戦 『観戦記2020』 WBCは、指名挑戦試合をしていなかったアドニス・スティーブンソンがバドゥ・ジャックと防衛戦になり・・・・何故かWBC暫定王座決定戦に出場!対戦するのはWBC10位のメディ・アーマーと暫定王座決定戦!

 

1982年6月にフランスのマルセイユ州出身のアーマーは、2003年11月にラディスラフ・イドラニーに4RにTKO勝ち~さらに14連勝10KOして、2007年6月にフランススーパーミドル級王座決定戦でローレンス・グリーを判定で降し栄冠。

10月にマイク・アルゴットに判定勝ちも、2008年1月にピエール・モレノに判定負けして初黒星~2008年2月にステファン・スタンコに1RでTKO勝ちも、5月に後に村田諒太選手と2度世界戦をする 『観戦記1314』 『観戦記1386』 アッサン・エンダムに判定負け~2009年1月にムスタファ・スティーニに2RでKO勝ちするも、2月にフランススーパーミドル級王座の初防衛戦でメディ・ブアドラに判定負けして王座陥落。

直ぐに再起して8勝4KO1敗1分で、2014年5月にアダサット・ロドリゲスとのEBU-EU圏ライトヘビー級王座決定戦に挑むもドロー~3連勝2KOして、2015年7月にアダサット・ロドリゲスEBU-EU圏ライトヘビー級王座決定戦を判定勝ちして王座栄冠。

10月には、セルヒ・デムチェンコに判定勝ちして初防衛に成功~2016年5月のセルヒ・デムチェンコとの再戦に、EBU欧州ライトヘビー級王座が賭けられ判定勝ちして王座栄冠~しかし、11月に元WBOスーパーミドル級王者のロバート・ステイグリッツに判定負けして王座陥落~1年明けて、2017年11月にオタール・ゴゴベリシュビリに判定勝ちしWBC10位にランクイン。

 

全勝85%のKO率を誇るグボジークが、ついに世界王座決定戦に登場!同じくロンドン五輪のメダリストで、同じチームのワシル・ロマチェンコ&オレクサンドル・ウシクに続き全勝で世界王者になれるか!?

 

2018年3月17日 WBCライトヘビー級暫定王座決定戦 オレクサンダー・グボジークvsメディ・アマー

 

オレクサンダー・グボジーク 14勝12KO無敗 WBC2位

 

メディ・アーマー 34勝16KO5敗2分 WBC10位

 

1R、グボジークが左を上下に打ちながらアーマーを追い廻す~アーマー廻るが、グボジーク右!

 

2R、アーマーも手を出していくが、グボジークはステップでかわしながらポンポン打っていく!

 

ガードを固めたアーマーに、グボジークはサイドに廻り打ちこむ!

 

3R、右を強振していくアーマーだが、グボジークはマイペースでステップを踏みながらパンチをコンビネーションで当てていく

 

4R、グボジークが、ガンガン前に出てプレッシャーをかける~アーマーは伸びがあるジャブを突いて廻る

 

アーマーは低く上体を振りながら、体を振らないグボジークに強振していく~しかし、グボジークがドッシリとワン・ツーを返す!

 

5R、グボジークが、左でアーマーを止めて右を振り落とす!しかし、アーマーも柔らかく逃がす

 

グボジークの手数が増してアーマーはガードを固めるが、グボジークは左ボディー!

 

6R、攻めるグボジークだが、アーマーを捕らえきれない~ロープに詰めて連打も、まだ極めにはいかない

 

7R、再び遠い距離から、軽いながらも細かくパンチを当てていくグボジーク~ガードを固めながらアーマーは下がるも、大きいパンチを返していく!

 

8R、廻るアーマーを、グボジークが追いかけて上下に打ちまくる~強めに打ち込み極めにきているか!?

 

しかし、アーマーが強振してくる~詰める!ガードを固めるグボジークにアッパー!右!

 

9R、前に出るアーマーが打っていくが、下がりながらも当てているのはグボジークか!?

 

10R、グボジークが、ついに詰めて強振する!極めにきているか!

 

しかしアーマーは、まだ動ける~廻りながら返していくが、グボジークの右がアーマーのテンプルを捕らえる!

 

11R、アーマーが強く振って出てくる~左右のフック!アッパー!

 

アーマーが振り回して出る~グボジークは下がりながら細かく返す

 

12R、ポイントでは厳しいだろうアーマーが、最後の勝負に出る!右!グボジークかわす

 

無理をしないグボジークだが、連打でロープに詰める~しかし、アーマーは粘る!左フック!

 

判定は、117-111 116-112 118-110 3-0でオレクサンダー・グボジークがWBCライトヘビー級暫定王座を獲得!うぅ~ん・・・世界ランカーのアーマーだが、明らかに差があっただけにもう少し見せ場をつくってほしかったグボジーク。アーマーはパンチが無かったとはいえ、かなりパンチも貰っていたし3年振りの判定勝利となる。

アーマーは7ヶ月後に再起して、へナロ・キロガに判定勝ち。そして、暫定王者のグボジークと正規王者のアドニス・スティーブンソンの統一戦は半年後の12月にスティーブンソンのホームであるカナダで行い凄まじい結果となる!

 

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