観戦記2002 WBOインターナショナル&WBAインターコンチネンタルヘビー級王座戦 アレクサン | 人生マイペンライ

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本来ならば、東京オリンピック真っ最中だったはずの今の時期。アマチュアボクシングの日程は8月9日で終了予定だったから本来ならばメダリストが決まっていた時期。

2004年のアテネ五輪では11階級で開催されたボクシングで、アマチュアボクシングの雄であるキューバは、金5個、銀2個、銅1個を獲得して金メダル数、銀メダル数、銅メダル数、総メダル獲得数でもトップだったキューバ。しかし、2008年の北京五輪では総メダル数では8のトップだったが金メダルは0。2012年のロンドン五輪では金メダル2、銅メダル2の4階級での獲得のみでメダル獲得数3位。しかし、2016年のリオデジャネイロ五輪では金メダル3、銅メダル3のウズベキスタンに続くメダル獲得数2位。

2000年のシドニー五輪、1996年のアトランタ五輪、1992年のバルセロナ五輪でも総メダル数はキューバが圧倒的な数でトップだったので2004年までがキューバボクシングのピークだったのだろう。

その2004年のアテネ五輪スーパーヘビー級では、キューバはミッチェル・ロペスが銅メダルを獲得。そして金メダルを獲得したのが、もう1つのアマチュアスポーツの大国であったロシア代表のアレクサンドル・ポぺトキン!

 

1979年9月にロシアの南西部に位置するクルスクで生まれたアレクサンデル・ウラジミロビッチ・ポベトキンは、幼少期からキックボクシングを始める~1997年にジュニアキックボクシング世界選手権で優勝~1999年にはWAKO世界選手権で優勝し、2000年にはプロでヨーロッパ王者になる。

ボクシングに転向して、2001年7月の世界選手権ではスーパーヘビー級でベスト8~2002年7月のヨーロッパ選手権で優勝~2003年7月の世界選手権でも優勝~2004年2月のヨーロッパ選手権でも優勝。8月にアテネ五輪に出場し、スーパーヘビー級で金メダルを獲得。

アマチュア戦績125勝7敗の戦績を残し、ドイツのプロモーターと契約して2005年7月にデビューしモハメド・アリ・ドゥルハズを2RにTKOで降す~その後も8連勝6KOして、2006年12月には元IBFクルーザー級王者のイマム・メイフィールドを3RにKOする~さらに3連勝2KOして、IBFヘビー級王座挑戦者決定トーナメント1回戦で元IBF&WBOヘビー級王者のクリス・バードを11RにTKOで降す~2008年1月の決勝ではエディ・チェンバースを判定で降す~IBF&WBOヘビー級王者のウラジミール・クリチコに挑戦予定も、ポベトキンが足を怪我してしまったりでなかなか実現しない。

ノンタイトル戦を6連勝4KOして、2011年8月にルスラン・ガチャエフとのWBAヘビー級王座決定戦を判定勝ちして王座獲得(正規王者のデビッド・ヘイがIBF&WBO王者と統一戦をしてクリチコが判定勝ちでWBAはスーパー王者)

12月には、WBA14位のセドリック・ボズウェルを8RにKOして初防衛に成功~2012年2月に、WBOクルーザー級王座を保持したままのマルコ・フックの挑戦を僅差2-0の判定勝ちして2度目の防衛に成功~9月にも、元WBC&IBF王者のハシーム・ラクマンを2RにTKOで降し3度目の防衛に成功~2013年5月に、WBA7位のアンジェイ・ワウルジクを3RにTKOで降し4度目の防衛に成功~10月に、ついにWBAスーパー&&IBF&WBOヘビー級王者のウラジミール・クリチコと統一戦をするも大差判定負けで王座陥落。

2014年5月にWBC6位のマヌエル・チャーと、WBCインターナショナル王座決定戦を7RにKO勝ちして王座獲得~10月にも、カルロス・タカムを10RにKOしてWBCシルバー王座を獲得~2015年5月には、マイク・ペレスを1RにTKOで降し初防衛に成功~11月にも、マウリシオ・ワフを12RにTKOで降し2度目の防衛に成功~WBC王者のデオンテイ・ワイルダーとの指名挑戦予定も・・・・ポペトキンがドーピング検査で引っ掛かり延期・・・・

しかし、近年のドーピング使用の証明ができないとWBC2位のバーメイン・スティバーンとWBCヘビー級暫定王者決定戦で対戦予定も・・・・またも、ドーピング検査で引っ掛かりスティバーンが試合を拒否。WBC4位のヨハン・デュパオと、ノンタイトル戦で対戦し6RにKO勝ちするもドーピング違反のペナルティで無期限試合停止。

それでも、2017年7月には出場停止は解除されWBOインターナショナル&WBAコンチネンタル王座決定戦でアンドリー・ルデンコを大差判定勝ちで王座獲得~12月にも、クリスチャン・ハマーを判定で降しWBOインターナショナル王座の初防衛とWBAインターコンチネンタル王座を獲得。

 

そしてWBCの停止期間も終わり、WBAランキングでは1位まで上がり世界前哨戦とも言える試合で対戦するのは!こちらも五輪のメダリストのデビッド・プライス!

 

1983年7月にイギリスのリバプールで生まれたプライスは、アマチュアで早くから頭角を現し2003年にはABA王者になる~8月には連邦トーナメントで優勝し、2004年の欧州選手権ではベスト8~2005年の世界選手権では、ローバート・ヘレニウスに判定負け~しかし、後の3団体統一ヘビー級王者になるタイソン・フューリーにも勝利している。さらに、2008年8月の北京五輪ではヘビー級で銅メダルを獲得。

2009年3月にデビューして、デビッド・イングレディを3RにTKOで降す~さらに10連勝8KOして、2012年1月にジョン・マクデルモットを1RにKOしてBBBofc英国&英国ヘビー級王座を獲得。

5月にも、サム・セクストンを4RにKOしてコモンウェルス英国&BBCofc英連邦ヘビー級王座を獲得~10月には、アンドリュー・ハリソンを1RにTKOで降しコモンウェルス英国&BBCofc英連邦王座の初防衛に成功~11月には、K-1でも活躍したマット・スケルトンに2RでKO勝ちしてコモンウェルス英国&BBCofc英連邦王座の2度目の防衛に成功~しかし、2013年2月にトニー・トンプソンに2RでTKO負け~7月にトニー・トンプソンと再戦するが、5RにまたもTKO負け~2014年に入り再起して4連勝3KOも、2015年7月にエルカン・ティーパーとEBU欧州ヘビー級王座決定戦で対戦するも2RにKO負け~2016年に2連勝2KOして、2017年2月にクリスチャン・ハマーのWBO欧州ヘビー級王座に挑戦も7RにTKO負け~12月に、カミール・ソコラワスキーを判定で降す。

 

ウラジミール・クリチコに敗戦しただけのポベトキンが、いよいよ世界前哨戦となる1戦!しかし、プライスはこの時点でのWBAスーパー&IBF王者のアンソニー・ジョシュアからスパーリングでダウンを奪ったことがあり身長で15cm体重も14kg差のプライスをどう攻略するか!?

 

2018年3月31日 WBOインターナショナル&WBAインターコンチネンタルヘビー級王座戦 アレクサンドル・ポベトキンvsデビッド・プライス

 

アレクサンドル・ポベトキン 33勝23KO1敗 WBA&WBO1位

 

デビッド・プライス 22勝18KO4敗

 

1R、やはり、体格で勝るプライスが左を突いていく~それでもポベトキンは、な豪快なスウィングで入っていく

 

スピードで上回るポベトキンが、中に入ってボディー連打!しかし、プライスも長い左でポベトキンを仰け反らせる

 

2R、プライスが長い左を突く~体を低く振りながら、ポベトキンが入っていき右!

 

プライスは下がらない~打ち降ろすような左を突きながら前に出る!

 

3R、ポベトキンが入るぞ!入るぞ!とフェイントをかけながら右!

 

プライスも回転速く連打を返す!右!プライスの左でポペトキンは仰け反る!

 

しかし、ポベトキンは正面から打ち合う!返しの左フックはポベトキンのほうが鋭い!

 

プライス吹っ飛んだ!ダウン!

 

立ち上がったプライスに、ポベトキンが極めにいく~プライスは左目上もカットする!ポベトキンの左!

 

ポベトキンが低く入り強振する~またも返しの左フックを狙うが、今度はプライスの方が鋭くポベトキンの顎を捕らえる!

 

コーナーにまで吹っ飛んだポベトキンは、倒れはしなかったがダウンを取られる~ラウンド終了

 

4R、ポベトキンはダメージどうか!?慎重に攻めつつも左フック!

 

さらにポベトキンは、出入りに気をつけながら右オーバーフック!

 

5R、ポベトキンが出入りしながら手数多く攻める~入るタイミングが完全に掴めてボディー連打!

 

もう、ポベトキンは容易く低くスッと入りボディー!

 

プライスの左をかわしながらポベトキンが右オーバーフック!

 

プライス効いた!なんとか倒れないがフラフラ下がる!

 

無防備なプライスに、ポベトキンがフルスウィングの左フック!

 

吹っ飛んだプライス!これは、レフリーのカウントは不要でポベトキンのTKO勝ち!

 

見事にポベトキンが5RにTKO勝ちで、WBOインターナショナル王座の2度目&WBAインターコンチネンタル王座の初防衛に成功。体格の有利さで、先にダウンを奪ったプライスだったがそこはポベトキンの貫録勝ちだった。ヘビー級の割には、流石にオリンピア同士でボクシングの上手さがあった両者だがスピード&パワーに差があった。

この試合はイギリスのカーディフにある、プリンシパリティスタジアムに78,000人を集めて開催された大興行のセミファイナルだった。メインイベントには、英国が誇るスーパースターのWBAスーパー&IBFヘビー級王者のアンソニー・ジョシュアがWBOヘビー級王者のジョセフ・パーカーと3団体統一ヘビー級王座戦が開催され、勝者にポペトキンが挑戦することになる素晴らしい‘線‘になる大会。

 

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