■電撃 - 『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集』待望のプレミアム原画集が本日発売！
http://dengekionline.com/elem/000/001/647/1647535/
■大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集 - 電撃の攻略本
http://kouryaku.dengeki.com/book/4-04-893504-3/4-04-893504-3.html
「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集」、紙書籍と電子書籍版が本日発売となりました。
電子書籍版が販売されているサイトでは、冒頭10ページほど試し読みが可能です。
ただし、目次ページに「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」に関するネタバレが含まれます。
未プレイの方は試し読みもしない方が無難かと思います。
以下、当記事には「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」ネタバレが含まれますのでご注意ください。
記事の後半では、書籍について簡単に紹介しています。
まず、電子書籍版の販売サイトを紹介しておきます。
価格は紙書籍と同じ2,800円＋税です。
どこでも試し読みが可能ですが、専用アプリが必要な場合があります。
アプリなしでブラウザにて試し読みがしたい場合は、BOOK☆WALKERやヨドバシ.comなどをご利用ください。
○Amazon Kindle
○楽天Kobo電子書籍ストア
○BOOK☆WALKER
○ヨドバシ.com
○honto電子書籍ストア
○BookLive!
○コミックシーモア
○オムニ7 - セブンネットショッピング
○eBookJapan
○紀伊國屋書店ウェブストア
○Yahoo!ブックストア
○Reader Store
以下、私の購入レポートです。しつこいようですがネタバレを含みますのでご注意。
紙書籍版のレポートとなります。
「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集」はA4判、144ページ。
最初に描いておきますと、今回の原画集、塗和也氏による描き下ろしイラストがかなりたくさん入っています。
しかもファンのツボを押さえた絵が多いです。ｗ
描き下ろしについては、下のレポートにて頭に「★」マークをつけてあります。
前作の原画集でもそうでしたが、「帝国」が本書では「帝國」表記になっているので、以下ではそのまま「帝國」にしてあります。
ほぼ全てのページに、デザイナーの塗和也氏のコメントが付いています。
■表紙/裏表紙
表紙は公式サイトなどで公開されているとおりですが‥‥
今回も裏表紙にネタが。
ちなみに、カバーを外すとキャラのラフイラストが掲載されています。
■版権画廊
雑誌とかグッズ用に描き下ろしたイラストのことを俗に「版権イラスト」などと呼ぶので、この項目には「版権画廊」という名称が付いているようです。
‥‥と、前作の画集の時にも書きました。ｗ
掲載ページ数を括弧書きしてあります。
○成歩堂龍ノ介の覺悟（4ページ＋1ページ）
パッケージに使われたイラスト。
ポスター用などの縦長版と、パッケージ用のビジュアルの2つ掲載。
細部が拡大された画像も2ページ分掲載されています。
更に、「版権画廊」の最後にこのメインビジュアル制作過程について1ページ載っています。
○暁（2ページ）
逆転裁判 15周年記念 公式サイトに掲載されたイラスト。
額装グラフィックアートとして発売もされましたが、それについてもコメントあります。
○覺悟の兆し（2ページ）
ティーザービジュアル。ポスターなんかにも使われたこのイラスト。
キャラ単体のみ（背景なし）も掲載。
○成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟（2ページ）
「大逆転裁判１＆２ 限定版 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」の描き下ろしジャケットイラスト。
○おでかけ倫敦万博！（2ページ）
ニンテンドードリーム2017年10月号（2017年8月21日発売）描き下ろし表紙。
ポスター用と雑誌表紙用比率の絵を掲載。
Nintendo DREAM(ニンテンドードリーム) 2017年 10 月号 [雑誌]
Amazon.co.jp
○倫敦塔ノ恐怖（2ページ）
イーカプコン限定版「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- ～龍ノ介の文明開化箱～」付属のCD「集團朗讀劇《夏目漱石 倫敦塔》」ジャケットイラスト。
○帝都勇盟大学ノ学生ナリシハ（2ページ）
イーカプコン限定版「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- ～龍ノ介の文明開化箱～」付属の「ツバメノート株式會社合作 帝都勇盟大學指定ノート」表紙イラスト。
○「終劇記念ノ集合ホトグラフ・弐」大団円（4ページ）
本書描き下ろし表紙・裏表紙イラスト。と思ったら実はバージョン違い。従者が‥‥。
部分部分を拡大したものも掲載。
■人物原画
タイトル通り、登場人物のラフイラストから完成イラストまで、色々なイラストが掲載になっています。
掲載キャラは以下の通り（目次からそのまま掲載）。
キャラ名の後ろに、掲載ページ数を括弧書きしました。
また、前作の原画集同様にキャラの英字綴りが判明しているので、日本人キャラ以外については名前に併記しておきます。
○成歩堂 龍ノ介（2ページ）
前作から引き続き登場のキャラについては、今作用のイラストを中心に掲載しています。
龍ノ介の場合は、「特製コスチューム 3種パック」用の設定イラストも掲載。ゲーム中では観察しにくい全身の設定がわかります。
また、実は通常の3Dモデルにもある部分で変化が‥‥という話も。
○御琴羽 寿沙都（2ページ）
今作用イラストと、「特製コスチューム 3種パック」用の設定イラストを掲載。
★大日本帝國過ギ去リシ日々（1ページ）
今作でのネタを元にした、幼少期の龍ノ介・寿沙都・亜双義の描き下ろしイラスト。「出会う前の龍ノ介と亜双義」「御琴羽家で世話になっている頃の亜双義と寿沙都」「髪を降ろした寿沙都」の3本立て。
★港の漢/龍ノ介～弓道の嗜み～（1ページ）
「港の漢」は1と2の間での亜双義はこんなだったのでは‥‥という描き下ろしイラスト。「龍ノ介～弓道の嗜み～」は和弓を持つ龍ノ介の描き下ろしイラスト。3話で洋弓銃（クロスボウ）が出てきた時に、証拠品を調べるとちょっとだけ弓のネタがありましたね。
○成歩堂 龍太郎（2ページ）
全身設定イラストを掲載。マントあり・マントなしなど。
★村雨ノ刻
龍太郎コーナーの中に1/3ページほどの描き下ろしイラスト。
龍太郎に和傘を差し出す葉織というなかなかマニアックなシチュエーションの絵です。ｗ 塗さんのコメントもマニアック。塗さん狙ってます？ｗ
○シャーロック・ホームズ / Sharlock Holmes（2ページ）
今作用イラストと、「特製コスチューム 3種パック」用の設定イラストを掲載。
★覚醒ホームズ
ホームズコーナーの中に1/4ページほどの描き下ろしイラスト。
「超発明を思いついた瞬間のホームズの絵」だそうですが怖いよ！ｗ
★伝説の二人（1ページ）
過去のホームズと『真・相棒』とのツーショット描き下ろし。
なお、このページには「真・相棒がステップを踏むシーンがどのようにして生まれたか」というエピソードまで載っています。
★シャーロック・ホームズの子育て劇場（1ページ）
本作をプレイした人なら、子育ての『子』が誰なのかはわかると思います。ｗ
微笑ましい描き下ろしイラストです。
○アイリス・ワトソン / Iris Watson（2ページ）
今作用イラストと、3話以降で登場の外出着。ちなみに外出着は前作の時点でデザインされていたそうです。
○アイリスのお守りたち（2ページ）
アイリスとホームズのお守りは本編にも登場しましたが、グッズなどにもなった動物化キャラ「ちゅうのすけ」たちのイラスト。
○バロック・バンジークス / Barok Van Zieks（1ページ）
今作用イラスト1ページ。
そして描き下ろしがたくさんある。ｗ
★黄昏のバロック
バロックコーナーの中に1/4ページほどの描き下ろしイラスト。
ジャケット脱いでます。塗さん狙ってます？ｗ
★大英帝國ノ検事達（1ページ）
塗さんによると「その後の二人」。バロック＆亜双義描き下ろし。
★バロックとクリムト（設定）（1ページ）
クリムト21歳、バロック11歳という描き下ろし。脚振り上げはクリムトが教えたんかーい！ｗ
★バロック青年（設定）（1ページ）
「あの事件の前のさわやかなバロック」の絵と、「額に傷ができて苦しむバロック」の二本立て。額の傷は劇中では語られなかったのですが、デザイン時にはこういうオーダーがあって‥‥という塗さんのコメントもあり。
ちなみにこのページには、「バスカビルの首輪」と「バスカビルの紋章」の設定イラストもあります。
○仮面の従者（1ページ）
全身イラストと、仮面を取ったイラスト。
○亜双義 一真（7ページ）
今作用設定。（あの白いやつね）
全身イラストが1ページと、残り6ページが従者を含めたラフイラストになります。
前作の関係もあって、デザインがかなり難航したのがコメントから伺えます。
決定稿よりも怖い仮面デザインも‥‥。
○クリムト・バンジークス / Krimmet Van Zieks（2ページ）
イベントカットのみの登場キャラですが、全身イラスト、ラフイラストがきちんと掲載されています。物語のキーキャラということでメインキャラのつもりでデザインした、と塗さんからのコメント。塗さんのコメントには他にも、ストーリー的な設定がこうやって決まった‥‥という話もあります。
○亜双義 玄真（2ページ）
玄真の全身イラストの他に、プロフェッサーの設定やラフイラストなども掲載。
○御琴羽 悠仁（2ページ）
今作用の洋装イラストや、16年前用設定のラフなど。帽子は巧Dのこだわり。
○慈獄 政士郎（1ページ）
今作用の洋装イラスト。キャラがずらっと並ぶエンディングでの彼のモーションは本編には入れられなかったのをエンディングに差し込んだそうです。
○細長 悟（1ページ）
本作用の水着姿イラストを掲載。
○夏目 漱石（1ページ）
本作用の和装イラスト掲載。
○亜内 武土（1ページ）
本作用の髪型デザイン掲載。
○村雨 葉織（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。
○豆籾 平太（4ページ）
全身イラストとラフイラスト。
○ウイリアム・ペテンシー / William Petency（4ページ）
全身イラストとラフイラスト。
○デカーゴ・ミターマン / Decargo Mieterman、アルタモント社長夫人 / Madam President Altamont（2ページ）
2人合わせて2ページ、全身イラストとラフイラスト。
○ジーナ・レストレード / Gina Lestrade（5ページ）
全身イラストとラフイラスト。インナーのイラストもあり。
実は今回の刑事キャラが元々の設定で、以前の刑事ラフイラストを元に今回のデザインに。
○トビー / Toby（1ページ）
全身イラストとラフイラスト。
○ベンジャミン・ドビンボー / Benjamin Dobinbough（4ページ）
全身イラストとラフイラスト。
実は前作作成時にラフ案があったキャラ。
塗さんがダメ元で声優さんの希望を出したら通ったという裏話も。
○コネット・ローザイク / Connette Rozaic（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。
○イーノック・ドレッバー / Enoch Drebber（4ページ）
全身イラストとラフイラスト。10年前の設定とか、やけに細かい左手ガントレットのイラストなども。
○コートニー・シス / Courtney Sithe（4ページ）
全身イラストとラフイラスト。慈獄同様、没になったモーションはエンディングに。
○マリア・グーロイネ / Maria Goulloyne（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。手術着姿（ホラーなエプロン姿）の設定も描かれているが、ゲームには採用されず。
○エライダ・メニンゲン / Elyder Meningen（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。
3話設定には「バブリー リッチナンデ」という未採用のキャラ名があちこちにあるがこれが後のメニンゲン。
○ルンバ・マルマッチ / Rumba Malmacci（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。製作時は「ルンバ・モーケルン」という名前だったらしい。お金キャラ多いよ！ｗ
○ボヘミアの少年 ゴッツ / Bohemian Boy Gotts（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。
「ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモンド・オルムシュタイン」というフルネームが書かれていない。ｗ
○モーリス・デ・キルコ / Maurice de Kilco、マルコ・ド・ジッコ / Marco D'ogicco（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。ド・ジッコのあのモーションは昇竜拳だったのか。ｗ
○ビーナス / Venus、ゴシップ / Gossip、サンドイッチ / Sandwich（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。
塗さんによるとゴシップの唇に対する巧Dのこだわりがすごかったらしい。というのは、ゴシップが「ホームズ」原作に登場する某キャラが元ネタだったので、唇のねじれ具合に対する熱意が半端なかったという裏話が‥‥ｗ
ちなみにビーナスが「レイトン教授VS逆転裁判」のあのキャラにデザインが似ているのは意図的だそうで。
○エブリデイ・ミテルモン / Everydae Mittermon、アンナ・ミテルモン / Anna Mittermon（2ページ）
全身イラストとラフイラスト。塗さんのこだわりが光るコメントあり。
○ハリー・バリケード / Harry Barricade（1ページ）
全身イラストとラフイラスト。
○マボドフ・ストロガノフ / Mavdov Stroganov（1ページ）
全身イラストとラフイラスト。
本編では「ミトロフの兄弟」らしいことが述べられたのみですが、塗さんによると「ミトロフの双子の弟」という設定。
○ハート・ヴォルテックス / Hart Bortex（2ページ）
今作用の杖の設定を加えた全身イラストと、ブレイク用設定など。
○ビリジアン・グリーン/トバイアス・グレグソン/ロンドン裁判長/その他市民（1ページ）
ビリジアン、グレグソン、ロンドン裁判長は前作設定がそのまま掲載。塗さんのグレグソンに対するコメントが‥‥。
「その他市民」は3話の陪審員たちの設定イラスト。
■劇中素材
前作の画集の「背景原画」と「劇中素材」を合体したコーナー。
背景原画は今作で初登場になった背景を中心に掲載しています。
○背景原画 大日本帝國（1ページ）
○背景原画 検事執務室（1ページ）
没になった「踵によって破壊されたバンジークスの机」の設定も掲載。何の案が没になったんだ。ｗ
○背景原画 万国博覧会（2ページ）
このへんからは、前作でも背景を手掛けたロマン・トマさんと同僚のルガル・ヤンさんによる背景が多く掲載。
ちなみに、ロマンさんにはベースデザイン部分をお願いして、ゲームに落とし込む段階でカプコン側にて修正した最終段階のイラストをこの画集に掲載しているそうです。
○背景原画 蝋人形館＆ドレッバーの工房（2ページ）
○背景原画 法医学研究室ほか（2ページ）
「ほか」の部分は4～5話登場のホテル・バンドールやバークリー刑務所、フレスノ街の部屋のイラストです。
ここまでが背景原画で、以下は各エピソードの冒頭で出てくる、英語タイトルの一枚イラストと共に、一枚絵や証拠品のイラストが掲載されています。
○第1話 弁護少女の覚醒と冒險（1ページ）
○第2話 吾輩と霧の夜の回想（1ページ）
○第3話 未来科学と亡霊の帰還（1ページ）
○第4話 ねじれた男と最後の挨拶（1ページ）
○第5話 成歩堂龍ノ介の覺悟（1ページ）
○イベントデモシーン 第3話 亜双義復活（2ページ）
第3話ラストのボイス入りシーンのゲーム画面を、セリフと共にスクリーンショットで再構成したページです。
○イベントデモシーン 第5話 エンディング（2ページ）
エンディングでのボイス入りシーンのゲーム画面を、セリフと共にスクリーンショットで再構成したページです。
以上デモシーンでは、専用に表情を描き起こすなどこだわりが塗さんによって解説されています。
○3Dモーション：亜双義 一真（2ページ）
タイトルどおりゲーム画面上での3Dモーションを掲載。亜双義大人気。ｗ
法廷でのモーション、探偵パート等の正面モーションなど多数掲載。
○特別収録（4ページ）
最初の2ページは、イーカプコン限定版に付属していたグッズイラストなど。
次の2ページは、イーカプ限定受注のTシャツ、ショップ別限定特典のニンテンドー3DSテーマのイラスト、「犬逆転裁判」や「ダイジェスト劇場」用のキャライラスト、タイトルロゴ。
○塗 和也『大逆転裁判』そして『大逆転裁判2』の仕事と矜持。（2ページ）
キャラクター対比表の中に塗氏へのインタビューを掲載。
詳しい内容は読んでね。ｗ
開発裏話というか開発苦労話というか‥‥ｗ
★成歩堂龍ノ介＆亜双義一真（＊タイトルはない）（1ページ）
モノクロで描かれた成歩堂龍ノ介＆亜双義一真の描き下ろし。
○あとがき（1ページ）
あとがきというから、この本の編集者さんのコメントかと思ったら、塗さんからのコメントでした‥‥って前の原画集の時も書いたよ。ｗ
2が無事発売されてほっとしているんだなぁとしみじみ。
こんなところです。
「大逆転裁判2を未プレイの人は見たら駄目、既プレイの人は是非読んで！」という一冊です。
私もここまで書いて力尽きたのでｗ、これからしっかり読みます。
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大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集
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