描き下ろし表紙+裏表紙広告+逆転シリーズ関連全29ページの大特集です。
このブログを見てくださっているような、熱心な逆転ファンの方でしたら、是非実際に読んでみてください! 損はしませんよ。ニンドリの回し者みたいですが、マジです。

■逆転検事2記事&逆転検事2開発スタッフインタビュー

開発スタッフの皆さんの構図が表紙と同じなのです。ニンドリ毎度おなじみの写真なのです。w

逆転裁判攻略サイト管理人のほそぼそブログ-にんどりいんたびゅー

全12ページ。逆転検事2情報に関しては既出内容です(昨日発表の山野やミリカ関係のネタはなし)。
一部初公開のスクリーンショットが混ざっています。ロジックモードで折中相手に「私の右ストレートをお見せしよう」とかいう選択肢が‥‥w
なお、第3話タイトルが「受け継がれし逆転」であることが判明しました。
また、今作は「2」ということで、特に「逆転裁判2」に関するネタが多く散りばめられているらしいです。これまでに出ている情報も、そのへんに注目してみると面白いかも。

開発スタッフインタビューは江城P、山崎D、岩元氏が参加。今まで他の雑誌では明かされていなかったネタが多数明らかになっています。
合間に作曲の岩垂氏がコメントを寄せています。
以下、主だった内容や、私が気になった点。

・過去の御剣は信楽が御剣法律事務所を継いだことを知った上で狩魔の方に行ったわけだから、狩魔もシナリオに絡んできますか? というニンドリの質問には、江城P「んー。」とかわされてしまった。w

・水鏡が所属する検事審査会は法律上の権力を持っているため御剣は抵抗ができない状態になる。このため御剣は信楽を頼らざるを得ない状況になり、検事審査会(水鏡)VS御剣という構図になっていく。

・水鏡の「却下!」ボイスは例によってカプコン社員が担当している(誰なのかは明らかにされなかった)。ちなみに岩元氏は今回、御剣怜侍以外の声で採用になった(!)。
(岩元氏が御剣以外で‥‥となると、あのキャラしか想像できないんだけど‥‥w)

・逆転シリーズキャラは今回も背景に登場したり、田中のように証人として登場したりする。今回は逆転シリーズの旧キャラとロジックチェスで対決することも!

・信に関しては既に作られた世界で、どこまで踏み込むか悩んだが、ファンが想像できる余地は残しつつ、現在の御剣を描く上で必要な過去を表現した。

・シリーズの時間軸がややこしいので辻褄合わせに注意している。過去作品での「調べる」でちょっとしたメッセージから、シナリオの展開が縛られたりすることも。

・御剣信登場は最初から構想としてあった。御剣の現在の気持ちを描くためにいつかはやらないといけない存在だった。ちなみに若き日の信楽は18歳で、肩のワッペンは「ニンジャナンジャ」w

・DL6号事件が絡みますか? というニンドリの質問には、山崎D「んー。」とまたしてもかわされてしまった。w

後は1問1答なんかがありますが、「実は内緒でヒラヒラをつけてみたことがある」の答えが‥‥w

以降、新キャラについて。

・王帝君
西鳳民国は狼の母国なので、狼より上のカリスマが欲しかったことからムキムキデザインに。名前は王様っぽいものを全部集めてみた。

・田中太郎
前作体験版でマコが出た時にファンの方に話題にしてもらえたので、今回もインパクトあるキャラを最初から出している。

・内藤馬乃介
ボディガードという設定が決まっていて、ボディガードだからナイト、システムにロジックチェスがあったからチェスのナイトをモチーフに。

・速水ミキコ
岩元氏曰く、自転車に乗っているような子にしたかった(が、実際に自転車に乗るわけではない)。
ウェアの文字は「ゴーユー」「ホテル・バンドー」、逆転裁判1で荷星が着ていたジャージのパイプ、岩元氏架空の会社「タツロートイズ」のロゴ「TATO」、「インテリアヤマザキ」(山崎Dの実家がインテリアショップだから)。モーションでは、相手の発言を聞き直す時はレコーダーの「巻き戻し」ボタンを押すなど、細かいネタをやっている。
ネーミングの由来は「早耳聞こう」。

・信楽盾之
コンセプトは岩元氏曰く「僕がなれるものならなりたい、カッコイイおっさん」。ゴドーがストレートなら信楽は変化球というところ。
ネーミングは御剣信の「信」の字を入れたかったのと、御剣の「剣」に対して「盾」。

・申代草太
シャツのデザインは逆転裁判2に登場した「オニャンコポン」。
2話の容疑者なので現時点で話せることはあまりないので、ゲーム中のドラマでどんなキャラか知って欲しい。

・折中秀治
ネーミングはそのまま「檻の中の囚人」。元ボクサーで減量しているのでずっと汗をかいている。

・美和マリー
名前がなかなか決まらずずっと「所長」と呼ばれていた。由来は「見回り」から。
動物愛護団体の方が全裸で抗議していることがあるが、コンセプトとしてはその逆から考えたところもある。

・水鏡秤
二面性のあるキャラ。基本は聖母のような性格だが、御剣との対決では相当厳しい。木槌が伸びるようにするかどうかは揉めたが、キャラの特徴付けを優先した。
岩垂氏コメントでは、彼女のテーマ曲は最初パイプオルガンを使ったきれいな曲にしようとしたがボツになり、ちょっとどす黒い感じを入れたらOKになった。

・一柳弓彦
最初の設定からがらっと変わり、非常に難産だったキャラ。悲痛な思いでキャラデザインを一度捨てて描き直した。物語的に設定が複雑な人物。彼もライバルキャラの一人。

・御剣信
逆転裁判1作目で岩元氏がデザインしたキャラだが、実は岩元氏の父親をイメージしたキャラだった。ただし逆転裁判1ではあくまで普通のおじさんなので、それをいかに今回かっこ良くするかがポイントだった。

・天海一誠/緒屋敷司
二人はセットで考えたキャラ。御剣とイトノコみたいな関係。正装なのは、もともとはオペラの設定だったため。
岩垂氏コメントによる「ダンスイーツのテーマ」は、お気に入りの曲で、ミュージカル調。もともとダンスイーツシナリオ担当が歌詞を書きそれを鼻歌で歌っていたそうで、ダンスイーツの設定と共にその鼻歌が送られてきたので、それを生かした曲になった。

■逆転裁判生誕10周年記念 All About 逆転シリーズ

表紙含め、全17ページの特集です。

逆転裁判攻略サイト管理人のほそぼそブログ-10しゅうねん

・巧舟さん 10周年記念インタビュー

全8ページ。主に最初の逆転裁判1製作時の思い出話となっています。GBA逆転裁判1公式サイトコラムとか、以前の雑誌のインタビューにあった内容も含まれていますね。とはいえ初めて明かされるネタも結構あります。
企画書第1稿や、この前巧氏がTwitterで公開していた絵コンテも数点公開されています。
なお、かつてネットでしばらく流れていた「巧氏は石川県出身」という誤った話は、昔ニンドリインタビューでニンドリが誤記したせいだということが判明しました。w
「レイトン教授VS逆転裁判」等の最新作については触れられていません。残念。

・逆転検事2開発スタッフに訊いた10周年 逆転裁判と関わってみて

全2ページ。
再び江城P、山崎D、岩元氏のインタビュー。シリーズに関わったきっかけ、シリーズで好きなキャラ、10年前は何をしていた? 等の裏話です。

・岩垂徳行さんが『逆転』の音を語る

全4ページ。
岩垂さんが逆転シリーズについて、これだけの長いインタビューを受けたのって初めてじゃないでしょうかね?
逆転裁判3で初めて逆転シリーズに関わった時の話から、逆転シリーズの音楽作りの方法、コンサートのこと、そして最新作逆転検事2について語っています。
逆転裁判3の時は悩んで、2の作曲担当の木村明美さんからかなりのアドバイスを貰った、迷っている時に曲を見せると、巧氏や山崎氏はきちんと指摘してくれる、検事シリーズは「白黒(鍵盤の色)つけるからピアノ」とややダジャレっていること、検事1はカプコン社内で曲を作り始めたがダメで、オーケストラアルバムがきっかけで岩垂氏に依頼することになった、検事2では50曲近い曲を新曲で書き下ろした、等々。

・逆転検事2オーケストラ・アレンジ特典サウンドトラック 収録現場取材

全2ページ。
今回の特典CDは、ゼロからがっちり11曲をオーケストラで新規収録している。パーカッションの要素を強めた編成になっているのがポイントとのこと。
江城Pによると、このCDは実現困難だった。収録曲は山崎Dが決定した。


■3月号のニンドリは『逆転検事2』描き下ろし表紙が目印!! - ニンドリ編集部ブログ
http://www.nindori.com/blog/2011/01/32.html

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