行政書士試験 平成28年度問47 日本と核兵器の関係に関する問題 | 行政書士試験 独学チャレンジ!!

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こんにちは。

 

異音。。。最近、ノートパソコンからするんですよね。

 

少し持ち上げると消えるんですが、調べても原因がわかりません。

 

仕事でも使うし、壊れると困るのでちょっと心配。。。叫び

 

大丈夫なことを祈っています。お願い

 

今日の過去問は、平成28年度問47の問題○×式でやりたいと思います。

 

日本と核兵器の関係に関する記述について、正誤判定をしてみましょう。

 

 

それでは、早速。

 

 

 

問題

1954年にビキニ環礁でフランスが水爆実験をし、日本漁船が被ばくし、死者が出た。

 

 

 

正解は?

×

 

 

 

今日の問題は、「日本と核兵器の関係」に関するものです。

 

ご存知のように日本は、第二次世界大戦末期に、世界で唯一核兵器が実戦使用され、被爆した国です。

 

第二次世界大戦末期ですから1945年です。

 

この問題で重要なのは、1954年と言う年代と場所、実験した国、日本の漁船が被ばくしたと言う事実です。

 

1954年と言うと戦後ですからね、あのような戦争があった後にも実験がなされていたって事実衝撃です。

 

問題では、「1954年にビキニ環礁でフランスが水爆実験をし、日本漁船が被ばくし、死者が出た。」と言っています。

 

 

早速、調べてみます。

 

ビキニ環礁は、マーシャル諸島共和国に属する環礁です。

 

環礁=環状の珊瑚礁。内側は礁湖となって浅く、外側は外洋で深い。

 

ここは、1946年から58年にかけて、太平洋核実験場の一つとしてアメリカ合衆国が核実験を行った場所ってことのようです。

 

ですので、問題としては、「実験をしたのはフランス」ではないので ×です。

 

それと「日本漁船が被ばくし、死者が出た。」と言うところは、実際にあった話です。

 

第五福竜丸と言う遠洋マグロ漁船が、その時の水爆実験によって発生した放射性降下物を浴びています

 

無線長だった方が、半年後にお亡くなりになられています。

 

戦後と言う時代背景もあり、被爆した方々は「まさか」って言う気持ちが強かったんではないでしょうか。。。

 

防ぐことはできなかったんでしょうか、残念でなりません。

 

 

 

問題

1945年8月6日にアメリカが広島に、同年8月9日にソ連が長崎に、それぞれ原爆を投下した。

 

 

 

正解は?

×

 

 

 

この問題は、日本人であれば知っていなければならないものです。

 

間違えてはいけません。

 

1945年8月6日に広島市に、その三日後の1945年8月9日に長崎市原爆を投下したのは、「アメリカ」です。

 

ソ連ではありません

 

広島にはウラン型、長崎にはプルトニウム型とそれぞれ違うタイプの原子爆弾が使用されたようです。

 

広島市では、14万人、長崎市では、7万4千人の死者がでたと推定されているそうです。

 

 

 

問題

2016年5月に現職としては初めて、アメリカのオバマ大統領が被爆地である広島および長崎を訪問した。

 

 

 

正解は?

×

 

 

 

これは、記憶に新しいところですね。

 

TVのニュースでも取り上げられました。

 

2016年5月にオバマ大統領が訪問した被爆地は、「広島」です

 

長崎は、訪問していません

 

 

それと余談です。

 

原爆投下指示者ですが、、、

 

1945年4月12日に当時の大統領ルーズベルトさんが急死したことにより、副大統領職であったトルーマンさんが大統領に就任したそうです。

 

原爆投下の4カ月ほど前ですね。

 

ルーズベルトさんの原爆政策を引き継いだトルーマンさんがいつどこへを決定することになったようです。

 

ただ、投下場所について「軍事基地を目標にすること。市民を巻き込まないように。」ってことを話して、自身の日記にも書いていたってことですから、何らかの陰謀策略があったのかも知れません。

 

そんな経緯はあるようですが、国のトップが原爆投下指令書を認めないと投下されないので、大統領である「トルーマン」さんが指示者ってことになるんだと思います。

 

が、、、実際のところは、解りません。

 

ですので、余談です。。。

 

 

 

問題

1971年に、核兵器を「もたず、つくらず、もちこませず」を趣旨とする非核三原則が国会で決議された。

 

 

 

正解は?

 

 

 

非核三原則はてなマーク

 

問題では、核兵器を「もたず、つくらず、もちこまずを趣旨とする非核三原則が国会で決議された。」と言っています。

 

この内容を聞いたことがありますかはてなマーク

 

外務省のページに次のような記述があります。

 

非核三原則に関する国会決議 非核兵器ならびに沖縄米軍基地縮小に関する衆議院決議(1971年(昭和46年)11月24日)

 

政府は核兵器を持たず作らず持ち込ま非核三原則を遵守するとともに、沖縄返還時に適切なる手段をもって核が沖縄に存在しないこと、ならびに返還後も核を持ち込ませないことを明らかにする措置をとるべきである

 

1967年の国会の答弁当時の総理大臣であった佐藤栄作氏が言い出した原則です。

 

この原則を国会で決議したのは、1971年11月24日です。

 

この問題は、 ってことです。

 

 

 

問題

第2次安倍内閣は、これまでの非核三原則を閣議決定において転換し、オーストラリアに核兵器を輸出した。

 

 

 

正解は?

×

 

 

 

第2次安倍内閣はてなマーク

 

これは、内閣の歴史を見てみるとわかることです。

 

首相官邸ホームページ 歴代内閣

 

平成18年9月~平成19年9月が、第1次と書かれています。

 

そして、平成24年12月~平成26年12月が問題の第2次安倍内閣です。

 

現在は第3次に突入中です。

 

問題では、第2次安倍内閣は、「これまでの非核三原則を閣議決定において転換し、オーストラリアに核兵器を輸出した。」となっています。

 

先ほど見た「非核三原則」です。

 

もたずつくらずもちこませ

 

輸出ですから、「つくらず」ですね。

 

日本において、非核三原則を閣議決定において転換したって事実もありませんし、核兵器をつくったって事実もありません

 

実際のところ、つくる技術はあるんでしょうけど。。。

 

 

それと核保有国です。

 

アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国

 

第二次世界大戦の戦勝国事会の常任理事国5か国です。

 

この他にもインドパキスタンイスラエル、そして、北朝鮮が核保有国とみなされています。

 

 

今日も最後まで有難うございました。

 

 

今日のところはここまでです。

 

 

んでまずまた。

 

 

 

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