大賀ホール10周年 | 緑の錨

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歴史家の山本尚志のブログです。日本で活躍したピアニストのレオ・シロタ、レオニード・クロイツァー、日本の歴史的ピアニスト、太平洋戦争時代の日本のユダヤ人政策を扱っています。

大賀ホール10周年の記事が、日本経済新聞に掲載されていました。戦時下の軽井沢で、大賀夫人の大賀(松原)緑先生がレオ・シロタの指導を受けた事実についても触れられています。

軽井沢とレオ・シロタの関係も、これを機縁の一つとする大賀ホールの建設、さらにはベアテ・シロタ・ゴードンさんの著書などによって知られるようになってきました。

大変すばらしいことだと思います。

しかし、筆者の立場では、シロタがはたした音楽的役割と、その音楽の音楽的意義についても、さらに認識が深まってほしいと思います。

シロタの没後半世紀をむかえて、そのようなことをあらためて感じるようになりました。


日本経済新聞の記事


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