今日の朝刊の社説、なんなの?



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ストーンズの歌と、今のウクライナ情勢をむすびつけたような文章だけど、

ロシア革命について、皇帝側を擁護するような書き方はどうなのかな。ロシアの国民から見て、以前の帝政ロシアのほうが良い社会だったとは言えないでしょう、皇帝一族には気の毒だけれど、革命は当時の世の中の流れでしょ。


革命後も結局共産党のtopが皇帝と同じもしくはそれ以上権力を握っていただけだし、計画経済もうまくいかなかったということで、今では革命は失敗だったということにはなっているけれど、

社会主義政権が倒れて、またロシアに戻った今が、歴史上いちばん良い状態だと思うけどな。




他国の歴史や国際関係を論じるのは結構難しい。もっと勉強してる人をデスクにしてよ読売さん、、こんな社説載せてるようじゃ、もう読まないよ。このデスクさん、音楽についても、歴史についても、ちょっとかじったぐらいしか知らない人に見えますよ。


ウクライナをめぐって、ロシアとアメリカの利害が対立している構図は、
ここらへんに載ってました。

http://matome.naver.jp/m/odai/2139398101260367401


ウクライナはロシアから格安で天然ガスを買い、西ヨーロッパへ転売していた。
しかし格安で買っていたガス代すらロシアに払えないほどに、財政が悪化している。大統領は国民に向けて軍隊を発砲させたので人気を失い、擁護してくれていたロシアに亡命しちゃって居なくなった。暫定政権も頼りないので、国民投票でロシアに占領してもらったほうが良いと出たらロシア領にもどったも同じ状態になってしまいそう?

そうなるとアメリカとしては、、アメリカはロシアから西ヨーロッパへのガスが止まったほうが良い。自国のガスを西ヨーロッパへ売り込むチャンスなんです。

最近、深くまで掘るとガスが沢山出るようになった。技術の進歩のおかげで、アメリカはエネルギー輸入量より輸出量が上回るようになっているらしい。

ウクライナをロシアが抱えこんだらロシアは引き続きガスを西ヨーロッパに流せる。これがアメリカにとって不都合なんですね。

エネルギーの取り合いではなく、エネルギー売り込み合戦になっていたとは・・知らなかった(笑)。


プーチン、オバマ、どちらも、自国の利益を第一に考えて、国を代表した発言をしているだけで、

片方ばかりが悪魔だと断言する社説はいかがなものか?と思います。

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