カステラ | モノとコトのブログ

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最近無性にカステラを食べたくなってきた。それも長崎カステラ。一番オーソドックスなもの。ここのところ食べる機会がほとんどないからだけど、そうやって思うとますます食べたくなってくる。

じゃあ買ってくれば良いじゃん。ということになるのですが、食べるなら中途半端じゃなくてやっぱりおいしいと思えるものが良い。食べたくなった分余計にこだわりがでてくるのです。


もともとスイーツ類はそんなに食べないほうだけど、ごくたまにすごく食べたくなる。でも最近のスイーツって結構フュージョンというか、斬新なアレンジを加えたモノや今までになかった全く新しい発想のモノが多いですね。それはそれでおいしいのだけど。
今はその分、昔ながらのオーソドックスなものが食べたくなってきている。


子供の頃に食べたあの懐かしい味。シンプルだけど記憶に残る味。今どきのスイーツも食べるけど、最近はそんなモノが欲しい。あの卵の薫り香るふんわりしっとりして程よい甘さのカステラ、食べたい。

確かに、ゴハンのおかずなんかも子供の頃に母親がよく作ってくれたものを再現したものを時々つくります。まさにおふくろの味です。


子供の頃の味の記憶って生涯にわたって影響します。それだけにその頃に何を食べるかというのは重要。インスタント食品やジャンクフードなどを食べて育った人は、大人になってからもやはりそんなものばかり食べるようになります。そしてアレルギーになったり病気になったり。生活習慣病といわれるものは、食習慣が大きく影響しますが、大人になってから急に食生活を正そうと思ってもなかなかできるものじゃない。

だから食育。子供の頃からの食べ物のあり方って大事だと思う。高級なものを食べるという意味ではなくて、ナチュラルなもの、シンプルなものでも美味しいものがたくさんある。むしろ貧相といわれそうな質素なものの方が体に良いものもたくさんあるし。それでいて結構おいしい。


こってりしたものやスパイスの効いたもの、味の濃いものを食べ慣れていると、強い刺激に舌が麻痺しているから、そういったシンプルな食べ物は最初味気なく感じますが、しばらく食べていて舌がまともになってくると、それぞれの食材の持つ繊細な美味しさや一つの品として調和した深みのある味なんかがわかってきて食べ物本来の美味しさに気づいたり。



別に美食家ではないし、そんなに味もわかるほうではないけど、今はマ○ド○○ドのハンバーガーが何故あんなに繁盛しているのか理解できない。もう何年も食べていないけど、以前友達がすすめるから、ひとかじりさせてもらったことがあります。食べた感想としては、これの何処が美味しいのか理解できなかった。
もっともこれらのファストフードは、美味しいから売れるのではなくて、安くてすぐに食べられるというお手軽さが受けている部分が多いのだけど。おいしさを追求しているチェーン店もありますが。


今はインターネットでいろいろなものが手軽に手に入る時代。以前よりもよりグルメなものも食べられるし、より質素なものも選べる、全ては自分の選択。






全国菓子博覧会栄誉大賞受賞!! 「ザクザク 長崎カステラ 切り落とし」