マルシェ用の量産を始めました
まずは手間のかかるフリルデニムスカートから
SとMサイズの2サイズです
シンプルですがどんなトップスにも似合う万能スカートです
アメカジスタイルには欠かせない1枚ですね
さてさて今日も生地選びについてのお話です
よく生徒さんが
「生地の組み合わせが難しくて」とおっしゃってましてね
確かに!どんな組み合わせにすると良いのか迷いますよね
でも
今日は
「見た目だけじゃない重要な生地選びの要素」をご紹介
まずは
①出来上がった時のデザイン性
・かっこよく仕上がっているか?可愛く見えるか?
これは皆さんが一番気にしている要素ですね
その他にも
・フレアがキレイに出ているか?
・形が保たれているか?
など美しい形に仕上げるためにどういった生地を選ぶべきかも
考えます
②着用時の快適性
・モコモコして着にくい
・伸びなくて動きにくい
・シワが目立つ
・軽くて着やすい
など
どんなに可愛くても、着にくかったら台無しです
③作りやすさ
・細かい作業があるデザインなのにアイロンが効かない
・厚みがあり過ぎて縫えない
・クルクル丸まって縫うのに時間がかかる
などその生地で効率的に作れるか否かも重要な要素です
このようにデザイン性だけではなく
色々な事を考えて生地選びをしていきます
で、今日はフリルのデニムスカートをご紹介しましたが
これももちろん色々な事を考えて生地を選んでおります
以前デニムはオンスという単位で表されると書きました
オンスとは重さの単位なので
一般的に数字が大きければ重くて厚いデニムとなります
一般的なジーンズは14オンス程度
(レギュラーオンスと呼びます)
レギュラーオンスはしっかりしているし、雰囲気も出やすく、かっこよく仕上がるので
たまに使ったりしますが
基本私は9オンス程度(ライトオンス)のデニムを好んで使っています
なぜなら
やっぱりレギュラーオンスは重たくて硬いから
着心地で選んだら、伸びるニット生地が№1だと思いますが
かっこいいデニムも使いたい
でも6オンスだとかなり薄いのでデニムの良さが出しにくい
かっこよさと着心地のせめぎ合いの結果
9オンス程度に落ち着いています
また作りやすさの点でも
・レギュラーオンスではフリルが寄せにくい
・ベルトループなどを付ける時に厚みが出すぎる
など硬い生地ならではの問題が出てきますからね~
(できれば楽に作りたい私)
レギュラーオンスはシンプルで
裏地を使わないデザインなどで使っています
このようにデザインだけではなく
色々な要素も考えながら生地を選ぶと
きっと愛着の湧くステキな一枚が出来上がると思いますよ