連立から10年 | 物質の下僕

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語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

自民公明の連立が10年になるということだ。

ちょっとした驚きを感じた。

こうした状況の元をたどるとそこに小沢一郎がいる。

そしてその原因たる宮沢喜一はすでにいない。

この根源から現在に至る経緯をきちんと把握している者は少数であろう。

しかし小沢一郎が今、民主党の代表であることに違和感を抱き、自公連立に代わる政権が民主党しかないことに不安を抱く、その深層心理にはこれらの事実が反映しているのであろう。

一番人気の馬券を買っていれば幸せな時代は終わった。

そもそも一番人気の配当など高が知れていたのである。

ダークホース小泉に沸き返ったものの、所詮はダークホース。

今はトリックスターの副作用に後継者は次々と討ち死に。

力を失った自民党は今や禁断のドーピング剤、公明党にすら見捨てられつつある。

ドーピング違反でメダルを剥奪されて、繰り上がるのが室伏なら納得しても、

管だの鳩だの小沢では納得もあるまい。