NFLプレシーズンの、
サンフランシスコ49ers×デンバー・ブロンコズの試合後、
49ersの控えガード、トーマス・へリオン選手が、
ロッカーで急に倒れ、手当てのかいなく亡くなりました。
倒れたのは、ノーラン監督のスピーチの後、
全員でお祈りをしていた時だそうです。
ヘリオンが試合に出ていたのは、最終クォーター、
14個のプレーで91ヤード進み、タッチダウンを取ったドライブだけ。
夜中のデンバーでの試合で、気温は20度弱と、
熱中症の起こりそうなコンディションではありませんでした。
しかし、高地なので脱水症状等があった可能性はあります。
オフェンシブラインの選手が倒れた時に問題になるのは、体重。
ヘリオンの体重は140kgとされていましたが、
実際には150kg付近を上下していて、
160kg近くあったと言う話もあります。
早く解明してもらいたいですが、
死因を特定できるまで数週間かかるそうです。
ユタ大学の出身で、今年のドラフトで49ersが1位指名した
QBアレックス・スミスのチームメイトでした。
スミスにとっては特につらいと思います。
卒業後はカウボーイズの練習チームのメンバー、
シーズンの途中で49ersの練習チームに移りましたが、
NFLの試合でプレーする事は出来ませんでした。
新しいシーズンで、その夢の実現が見えてきたところで、
このような事が起きてしまいました。
ご家族をはじめ、交流のあった方々の悲しみをお察しします。