日常使いのロブマイヤー | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


日常使用のワイングラス
左から
ロブマイヤー バレリーナ シャンパン・チューリップB(トール)
ロブマイヤー バレリーナ シャンパンチューリップD(トラベラー2)
ロブマイヤー バレリーナ ブルゴーニュ
ロブマイヤー バレリーナ ワイングラス 3

いはパパさんから、わたしの使用しているワイングラスに関してご質問を頂いたので、
写真でアップしておくことにした。
いずれも高価なロブマイヤーで、主に使用しているのは真ん中の2脚。

シャンパーニュの香りを嗅ぎとるには、フルート型のシャンパーニュ・グラスより
チューリップ型の方がはるかに優れている。
ことにダックスフントみたいに足が短いチューリップDはとても重宝している。

足の長いチューリップBは、かつて少し力をかけただけで足部分が折れた経験があり、
倒れやすいこともあって気を使う。
おしゃれではないが、チューリップDのほうが使い勝手がよく、日本酒やウィスキーを
飲む際にも使ったりする。

一方ブルゴーニュワインの際には、口の広いブルゴーニュグラスが気に入っている。
これと一番右のグラスとで、同じワインでも微妙に香りと味わいが変わるから面白い。

わたしは日本酒のお猪口もコーヒーカップも、手に持つものは軽いものが好みだ。
とても軽いロブマイヤーを使うと、グラスの存在を忘れさせてワインとの距離が近くなる。
もうリーデルなどの重いグラスには戻れない。


ウィーンのケルントナー通り(目抜き通り)にあるロブマイヤー本店

昨年8月に前を通った際に撮った写真。
現地の日本人ガイドさんが、3億円のシャンデリアが飾ってあると言っていた。

ここのワイングラスを毎日使っています、と言ったら女性添乗員さんが目を剥いていた。
毎日ジャバジャバ水洗いしてぞんざいに扱っているが、非常に丈夫で
ここ5年で1回も割っていないし、この点は贅沢だとは思っていない。

最近外でワインを飲むことが減っている理由の1つは、良いワイングラスで飲めない、
というのも確かにあると思う。