丸い・・ジローのコード・ノワール・ロゼ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
アンリ・ジロー コード・ノワール・ロゼ NV
購入日    2011年7月
開栓日    2013年1月20日
購入先    フィッチ
インポーター ジャパン・インポート・システム
購入価格   10400円

特別な日に1人で開けたシャンパーニュである。
ボトルがお洒落であり、液体の色があでやかなため、開ける前には何となく心が躍る。

コードのコードとは遺伝子のことだろうから、赤の遺伝子を持ったブドウでのシャンパーニュ
という意味ではないかと思う。
具体的にどんな品種なのかはよく知らない。

ロゼでないコード・ノワールとの違いもよく分からないのだが、
飲んでみてもあまり変わるところはなく、目をつぶって飲んだら気付かないかも。
単なる色違いくらいの差しかないような気もするが、並べて開ければ分かるのかな、と思う。

良いブドウには間違いないが、個人的趣味からすると酸が足りない。
なので、切れ味が乏しくて刺激も少なく、まあるいシャンパーニュである。

あっさりと購入価を書いているが、百貨店のワイン売り場で
ロゼでない方がこれの2倍半の価格で売られているのを見たことがある。
こんな価格で手に入れられる機会は限られているし、手に入れられる人は一部の
情報通だけかも知れない。

ちょっとセレブな集まりで、最初に開けるシャンパーニュとしては、
見栄えも価格も申し分ないと言える。
この美しいボトルとあでやかな色には存在感があり、
パーティーには相応しいのかも知れないが、1人で1本開けるとちょっと退屈であった。