立山黒部紀行・・ホテル立山 | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

最近ワインを開けてからブログにアップするまでの時間が長くなっている。
その理由の半分は、帰宅して夕食を摂ったあと酩酊してしまうからだが、
ワインを飲まなければブログも書けないので、飲まないわけにもいかない。
困ったものだ。

その上に、学会理事長から文書の提出を命じられて一昨日までせっせこ書いていたし、
今晩は先日のプレゼンのパンフレットの文章を校正していた。
昼間は診察で忙しいし、診察の合間には国立むにゃむにゃセンターに往診し、
SCUで重症患者の処置までやってきた。
開業医は勤務医よりヒマだ、というのは半分当たっているが、半分はずれている。
少なくともわたしは、ヒマな勤務医よりはずっと忙しい・・と言いたいところだが、
最近はヒマな勤務医が絶滅してきているのも事実だ。


先日行った立山黒部紀行で泊まった、室堂のホテル立山のことも早く書きたいのだが、
そんなこんなで遅くなって、1週間後に同じところに行かれたwakoさん
先を越されてしまった。
あいにくwakoさんは天気には恵まれなかったようだが、早さのみならず写真でも内容でも
負けているなあ・・・

1週間違いで同じところを訪れたのはもちろん全くの偶然だが、同じ週だったら
奇跡の邂逅Part2となって面白かったかも知れない。
夏は満員のホテル立山、こんな日に一部屋だけ空いているのを、数日前に発見した。
そこでネットで押さえて泊まることができたのだが、当然当日は満室であった。

わが国最高標高2450mにあるこのホテル、外観の写真は撮り忘れたので
wakoさんのブログの写真を参照されたい。
室堂バスターミナルの建物そのものがホテルになっている。

外観はパッとしないが、豪雪地帯なので建物の維持は大変なのだそうだ。
4月から11月までしか営業しないのだが、オフシーズンには無人になる。
その間も、館内は5℃に暖房を入れているそうである。
だから宿泊費が高くても当然なのだが、われわれの場合1人24,000円ほどだった。
こんな立地で1泊2食付きであることを考えると、決して高いとは言えないが、
やはりある意味最高に贅沢なホテルであると言える。

夕食はフレンチと和食が選べるが、洋食は席数が決まっているらしいく、
あふれると和食になるそうだ。
われわれは選べたので、何となくだがフレンチにした。

 
左)地元の名物料理「つぼ煮」 ゼンマイが入っている
右)富山産ぶりのスモーク

ここらは半分和風だが、少し家庭料理の風情があってなかなか良し。


かぼちゃのポタージュとサラダ

 
メインのヒレステーキとデザート

ステーキは非常に無難な味付けで、ソースは少し甘め。
デザートも良いのだが、1つ難を言えば、ビスケットかわりにタコスが添えられているのが
他のデザートと味のミスマッチであった。


フェイヴレイ ACブルゴーニュ 2002

ここのホテルのワインリストはなかなかどうして本格的である。
ボルドーには力が入っていて品数も多く、何と自然派ワインのリストもある。
ただしピノの選択肢は少なくて、同じ造り手のフィクサンを所望したが
品切れだったのでこれになった。
フィクサンで7000円少々、このACブルで5500円くらい。

線が細くて酸っぱくて、ACブルとしては中の下くらいであったが、
まあ2450m地点でこんなワインが飲めたら満足ではある。
シャンパーニュを注文したら泡だらけだったかも。

大阪のど真ん中で、この価格を出しても700円のワインをぬけぬけと出してくる
超一流ホテルがあることを考えると、このホテル立山は立派である。
料理も凝ったものではないとはいえ、家庭的で温かさを感じるし、こちらのホテルの勝ち!

バスから普通の靴で来られるのに周囲は3000m級の山々だし、
蛇口をひねると手の切れるような冷たい水が夏なのにあふれ出る。
ホテルマンも気持ちの良い態度だし、このホテルならリピーターになりたいと思った。

問題は天気だが、今回は晴天に恵まれ、存分に山の景色と空気を楽しめた。
残念ながら夜間は曇っていて、月が沈む午前2時半を過ぎてから天空を仰いでも
星は見えなかったらしい。
そんなことをするのは、天文ファンの家内と娘で、わたしは寝ていただけではある。