毎月行っているヘルパー研修ですが、8月は「看取り研修」を実施しました。

講師はぐりっど洛西訪問看護ステーションの看護師が務め、実践的な内容で学びの多い時間となりました。


看取りにつて、想像がつかない!最後を考えたくない!など、まだまだそのような考えが多いですが、在宅医療の需要が増加しつつある近年、看取りに遭遇する機会も多くなりつつあります。家族や大切な人と時間を過ごしたい!という思いに寄り添える支援があることを伝えています。

 


研修では、どのような対応をすべきか、どうしたら良いか?何を看護師さんに伝えるのか、など質問がたくさん行き交いました。


「どうしたら良いか焦ってしまう」というヘルパーさんに
「まずは電話してくれたらいいですよ。
一息ついて報告して、待っている間はできる事を焦らずに」
1人で行っている先なので責任感があるが、自分だけで解決しようとすると、ずっとモヤモヤする。誰かに助けを求める。一旦自分から手放すことで気持ちも楽になるので、いつでも連絡してくれたらいいと聞き安心されていました。


看取り研修は
「その人らしく生きるためには”決める”ではなく、”相談する”。そのためには家族で繰り返し繰り返し話をすること」という言葉が、私自身、心に響きました。

自宅で看取りをおこなった利用者様ご家族様より「家族との大切な時間を過ごす事ができてありがたかった」と感謝を述べた手紙を皆で共感しました。
とても有意義な研修でした。