これは、私の先輩が勤務するテニススクールからの話なので、真偽のほどは定かでありませんが、
「おやじ君も以前に勤めていたスポーツクラブ◯◯、あそこの業務委託やアルバイトのテニスコーチは他のテニススクールと掛け持ちするの禁止したらしいんだ」
「へーそうなんですか?、自分がいた頃はそん決まりなかったなぁ」
「で、うちのスクールに日曜日に来てきたコーチが来れなくなってしまったんだけとおやじ君、来れない?(*^-^*)」
「そっちかい (^_^)/」
それにしても、テニスコーチに他との兼業を禁止する、と言うのは勇気がいる決断です。
私は最大4箇所のテニススクールで同時に働いた経験がありますが、もしこれを禁止すると下手をするとコーチが減ってしまう可能性がある。
「ここが他でレッスンする事を禁止するなら辞めます」
と、なりかねない。
でも、通われる生徒さんからすると不思議に感じる事もあったようです。
「他のテニススクールのホームページを見ていたら、ここで働いている◯◯コーチが載ってたよ、なんで ( ・◇・)?」
テニスコーチの業務委託、アルバイトにして見れば常識で、生徒さんから見るとあっちこっちでレッスンするのは驚きに感じるようです。
どうしてこんな決まりをしたか、理由は二つ考えられます。
コーチによっては、そのスポーツクラブ◯◯に近い他社のテニススクールで、レッスンしているテニスコーチが多数いたこと。
これはやはり倫理的に許されない、自分のところの利益を自分のところに勤務する人間が圧迫している。
でもこんなことは昔から言われていたことで、私の場合は商業圏が重ならないようテニススクールを兼務していましたが、皆がそうとは限りません。
もうひとつは、慢性的に人が不足して人材募集しても人が来ず、今いる人材に仕事を増やしてもらう。
ホント、テニスコーチ募集しても人が来ないです。
これは私も実感していますが、ならば今囲っているアルバイト、業務委託コーチにお金をたくさん出して縛ってしまおう、と言う発想なのでは。
そのスポーツクラブ◯◯は、もともとレッスンフィーが良くて、更に専属コーチになるとそれだけでフィーがアップする。
専属のアルバイト、業務委託のコーチは、日本のサラリーマンの平均年収くらい稼いでいる人はたくさんいて、千万単位のコーチもいたと、噂されていていました。
しかし、いくら収入があってもアルバイトや業務委託では銀行からお金を借りられないと言う理由で、社員になるキッカケになると以前にブログで書いたことがありましたが、そのための一手ではないかと予想される。
いずれにしても、テニスコーチ不足が根底にあるのは間違いない。
さて、テニスが好きでハマっている方、テニスを仕事にするチャンスは常にありますよ。
テニスコーチになりたい方、
私の初期のブログ、「テニスコーチになるには1~5」を読んでチャレンジしてみては。
(^_^)/~~