スランプ期は、私を私に戻す準備でありご褒美。 | 良い コトノハ じまりになりますように♪ midori,a~秋田緑~

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上がって落ちてまた上がる。でもよく見たら マルになってる♪

今日の「言の葉カード」…

スランプ期、出口がある・いつかは終わると
分かっていても

「それはいつなのか」
「あとどのくらいかかるのか」
「私が今しなきゃいけないことは何なのか」

それが〝すぐ〟分からなくて、すごくヤキモキした。

とにかく目の前のことをやる以外ないし
リラックスしたくても心は落ち着かないし
ちょっと気分転換…の時間的な余裕が無かった。

悶々としながら、ただただ手を動かし体を使い、
いま出来ることだけした。

…ある瞬間、「そのとき」が来た。

イメージするより先に手が動き、体が動く。
理解しないまま勝手に何かが始まる。

いつものスタイル。
想像しない絵の具を塗り重ね、予想しない場所
に塗り進める。

だんだん形になって来た頃、何を描こうとしたか
理解できた。

そうやって仕上がる絵も、そこではまだ完成ではなくて
個展会場でお客様に絵の説明をする時に初めて
「今回の絵の意味」が分かったりする。
(だから今はまだ良く分からない)

・.━━━━━ †━━━━━━.・

スランプ期は辛い。
世界で一番自分がダメな人間みたいに思えるほど
自分がきらいになるし、悲しくなる。

自分の未熟さや価値の無さ、虚しさで
いっぱいになってしまう。

個展や絵本を描く時、毎回この道を通って
私の作品は生まれる。(毎回世界一ダメな人間だと感じる)

だからこそ

作品が仕上がってから会場でお客様が来てくださることに
死ぬほど感謝してしまうし、
お客様が作品を気に入ってくださると、
泣くほど感動する。

スランプ期は、私を私に戻す準備であり
私にとってそれは、「ご褒美」に等しいんだ✨