“本当の自分を生きる”ことは、ほんの少し難しいかも知れない。
全てをさらけ出してしまうことに、人は恐れを抱く。
でも最近は思ってる。
私が“本来の自分”で生き始めてから
“本来の自分”を見せてくれる人と出会い始めた。
私が「できない」ことを隠さなくなったら
「できる」誰かが喜んでくれた。
あなたが「苦手」を見せてくれるようになったから
私が「得意」を素直に言えるようになった。
昔、人との距離感がよくわからず、「継続」が苦手
だった。
いつでも立ち去れるよう、私の足跡を残さないよう
抜け落ちた羽根を拾い上げてその場を離れた。
今は、一期一会でも永遠でもきっと同じように
私に関わってくれる人と向き合っている。
どんな自分を見せることも厭わなくなったのは
私は、私以上でも私以下でもなく
ただ「私」なんだと分かったからかも知れない。
そんな「私」という凹凸に
出会う人それぞれの凹凸が調和して
私一人では生み出せなかったハーモニーの心地よさを
感じている。
「私」というオリジナルを変えないでいたから
かけがえのないオリジナルと共鳴できた。
もし私が私を変えようとしたなら
あなたと関わることは出来なかったと思うから
「私」という存在を受けて立ち
私のままで居てよかったと心から思う。
時々、自分を変えようとして失敗した日のことを思い出す。
私以上を望み、私以下を否定した頃。。。
あの頃には見えていなかったものが
今、たくさん見えている。
とても幸せな、景色が。