ジプレキサを減薬していて思うことを書きます。ジプレキサの減薬に関する情報(ブログなど)は、すごく少ないです。
これから減薬される方は、参考にして頂けたらと思います。


ジプレキサは、抗精神病薬(メジャートランキライザー)で、MARTAという、脳の色んな受容体に作用する薬です。
色んな受容体(ドパミン、セロトニン、副交感神経、交感神経、ヒスタミンなどの受容体を遮断)に作用するため、離脱症状はベンゾ以上に多く、重篤でやっかいだと思っています。
ベンゾはgaba受容体のみに作用。
ですが、「メジャーに離脱症状はない」と思っている精神科医も多く、その離脱症状はあまり知られていないと思います。
死ぬほど苦しい離脱症状なのに…。

製薬会社は離脱症状に非協力的なことが散々分かったから、当たり前だけど、インタビューフォームには離脱症状「0.1%」だって…。
離脱症状はベンゾ以上のかなりの高確率で発現すると思う。作用機序から考えても。

調べていて、薬の添付文書を見たら、あまりにも作用する受容体が多くて怖くなった。
16の受容体が書いてあって、その後「など」って。
16以上の受容体に作用するってこと~!!
こわい薬だっっガーンガーン


ジプレキサは受容体を遮断するため、長期服用により、受容体の数が増えるアップレギュレーションが起こるのだと思います。
こういう情報は、医療系の本やネットにもほとんど書かれてないと思います…。


そのため、ジプレキサは、ベンゾ同様、脳の回復を待ちながらのゆっくりとした減薬が必要だと思います。


また、ジプレキサには、強い催眠作用があります。(催眠作用は、抗ヒスタミン作用によるらしい)
おそらく、私の体感ですが、ベンゾよりもはるかに強い催眠作用です。

服用後、猛烈な睡魔がやってきて、爆睡します。

子どもが隣で泣いてても全く気が付かないくらいの爆睡です。
でも、すぐに耐性がついて催眠作用は2カ月ほどでなくなりました(私の場合は)。
そして、ジプレキサなしでは眠れなくなり、ジプレキサを服用してもそれほど眠れなくなります。他のベンゾ系睡眠薬同様、こわいことですよね。薬を飲んでも眠れないって…、それもこんな短期間に。

ジプレキサの減薬をしていくと、眠れなくなります。離脱のなかで、一番これがやっかいです。脳の回復を待ちながら、「ゆっくり減薬する」しかないと思います。


減薬は、錠剤のカットか、医者が協力してくれるのなら、細粒を処方してもらって少しずつ減薬していくのがおすすめです。

私は最初、カットで減薬していて、途中から水溶液タイトレーションをしました。
ですが、水溶液減薬は、薬の効き方が違う気がするのと、頭痛がするようになったので、おすすめしません。どばっと血中濃度が上がって効く感じ。安全な方法なのか疑問。人体実験みたいだよね、ほんと。